973話 水飴化あれこれ 1

えこまさんが、道場体験をブログに書かれている。


たいへんな持ち上げようである。ほめすぎである。しかし、筆者のブログの読者ならびに道場の会員のみなさまは、筆者の実像を合わせてご存じであるので、まあそういう面もあるわなあと適当に割り引きして正しく認識されるであろうが、えこまさんのブログのみを読まれるなら、筆者がなんかとってもすばらしい人と誤解される危惧がある。


だいたい読まれた印象から4割から5割引し、そこに「君子豹変」「支離滅裂」「適当」「関西人」などを加えると実像に近くなるかと思われる。


全文はこちら。

http://d.hatena.ne.jp/eco1/

■フレンドリー水飴化する身体と統一体メリーゴーランド
12月1日(土)




受講されているその他のみなさまにも参考になることも多かろうと思われるので、ところどころにコメントさせていただきます。


合気道のお稽古で受け身が上手く取れなくって頭をごちごちと畳にぶつけたえこまさんは、帰りに道場に寄られたのであった。

以下、太字がえこまさん。



お稽古の後に阪急南方駅すぐ近くにある津田先生の道場に寄って個人操法を受ける予約をしていたので助かった。

ミュートや津田先生が行われる個人操法は整体ではあるが「治療行為」ではない。基本的に本人の治癒力を引き出すようにアプローチされる心身への個人指導であり(その際に与えられる言葉掛けも潜在意識への重要な働きかけになっている)、自分は患者、施術者は治療者という関係性を前提としない施術の場である。(受ける側には特にこの認識が重要になっていると私は思う。特に大人は。)
おおお、なんとすばらしいコメント。その通りでございます。


津田道場に着く頃には頭部打撲による偏頭痛がかなりヤバイ状況だったが、操法を受けた直後、起りそうな偏頭痛の予兆がすでに止み、翌朝はさらに驚くべき首肩の軽さだった。

この「翌朝にさらに・・・」が嬉しいことである。調整したその場の変化、というのもいいのであるけれど、本当は後日ますますいい方に動きだしちゃったわ、というのが成功なのである。


なぜなら、こちらは「きっかけづくり」をしているのであって「治療」「修理」をしているのではないのである。きっかけを受け取った相手の方が、その後ご自分で(意識していないけれども)その続きをされるからこそ、本当に良くなるのである。翌日とか4日目とか7日目とかに好転すると、「にんまり」なのである。



この軽さには本当に驚いた。

津田先生が「身体内に透明な氣体を感じる」と以前、ブログに書かれていたが本当にそうだと感じた。
ふふふふふ。いいでしょ。


「透明な気体」といっても、私の場合、体全体とまではいかないが、打撲でいつもなら不調になるはずの場所が信じられないくらいに軽くて通っているのには驚いた。これはあきらかに津田先生の個人操法によるものだ。こんな体験は初めてだった。
でもね、えこまさんの中にそれがなければ、感応・共鳴・共振・表面化はしないと思うのである。あるけれども使っていなかったものが、出てきたと考えています。



しかも私はラッキーなことに個人操法を受けながら合間に津田先生にとって今一番旬な「身体のフレンドリー水飴化」や「統一体メリーゴランド」なるものを体験させていただいた。


秋合宿に参加した時に「津田式空中浮揚」によって味あわせていただいた超自然な直立不動状態のもの凄い統一体感覚も初めての体験だったが、これも凄く面白かった。
あ、これ誤解ないように。頭と足を数人がかりで持ち上げて、後、足から降ろして立たせるだけですから。「浮遊感」は「愕然とするほど」ありますが、実際に浮いたりしませんから。


統一体メリーゴーランド(これは私が勝手に命名)は、ある意味ヒップホップやブレイクダンスのような床に背中をつけてぐるぐる回っているあの状態なのだが(勿論、そげなこと私は自力ではできやしまへん、やろうとしたこともおへん)、統一体にされた私は、さらに津田先生によって両足首を掴まれた仰向け状態でぐるぐるぐるぐると非常に愉快におかしく回され続けるのである。(こうされている間も勿論ほぐれてゆく...)
・・・途中略・・・

この軽さは身体の統一体状態でやっているからであると聞かずとも受けていて体感でわかった。
そうです。



・・・・・長いのでつづきは次回へ