1004話 正月三日

朝は6時半に起きて、いろいろと雑用・研究ノート・清掃などをこなし、午前中に大まかな予定をすべてこなす。

昼。


濃いめのだしに、味噌を利かせてみりんで味を調えた中に、白菜や大根など「鍋の具になる野菜」をたっぷりと入れ、腰のつよい讃岐うどんを放り込む。


これをはふはふとどんぶりに半分ぐらいいただいた後、豆板醤で辛味をつけてまた「はふはふ」と頂き、さらにオーブントースターで焦げ目がつくぐらいに焼いた「もち」をトッピングして「はふはふ」と食う。


というような「昼飯」を家族全員でにぎやかに食べる。


しあわせである。


特別なイベントなど何もない。ただの午後である。しかし、ずうっとずうっと後々、家族の正月を思い出すときには、今日のような日をきっと思い出すんだろうなあ。