1021話 10年二ヶ月日記

10年日記


というものを過去2回『通販生活』で買っている。


1ページが10段に分かれて、「○月●日」10年分が1ページにおさまる、というものである。


最初の10年はほとんど書かれていなかった。ほとんど書かれないままで最後の一年二年だけ書いたりすると、「書きながら過去が思い出せる」という10年日記の意味がない。


そこで「あと2年分ほどは残っているけれども、どうせ書くなら最初から書きたい。10年分の中身が詰まった【10年日記】にしたいからと、今の道場を開設した2002年に買い直している。


今年は、年初から今までつづいているが、過去7年も、一月はけっこう書かれている日が多い。


そこから気温の上昇とともに記載がだんだんと減って、春ごろには散見されるだけになり、毎年6月〜9月あたりはまったく書かれていない。秋風の吹く10月ごろまでは過去8年で2年分が散見されるだけである。11月から微増し、12月には3年〜4年分書いてあるようになる。


冬場の定点観測である。


過去7年間の年末年始のことだけが分かる10年日記。書いてあることよりも、この書き方の方が「おのれを知る」のに役に立っているのだ、ということで手を打とう。