1025話 【速読】の現状

京都の「ゆうきちゃん」(言っとくけど男性ね)は、速読は始めたであろうか?


筆者は最近「どうも伸び悩んでいるような・・・」というような状態であったが、先日、新書またはビジネス書のたぐい(文字は大きく、ページ数は少ない)のたぐいを読んでいて、気がついたら一時間半で4冊半読めていたので、すこぶる上機嫌である。伸び悩んでいなかったのね。


実用的なレベルになってきたので「これは!という本 繰り返し集中方式」を始めております。

「これは!」という本は「その中身を身につけたい」と思う本で、今までは「間をおいて何度も読み返す」方式であった。って、それ以外やりようがなかった。


それでは「身につける」ではなくて「そうそう、この本に感動したんだったなあ」という「思い出を再生する」ことの繰り返しになってしまう。

そこで「間をおかず連続読み」をしているのである。


今日の帰りの電車で読んだのは、昨年の秋ごろに紹介した原田隆史先生の本。


過去3回読んでいるけれど、ほとんど忘れている。


今日の読み返しが4回目。それが24分59秒かかった。


間髪入れず読み返すと5回目は15分15秒であった。


15分を切ってやる!と思った6回目は12分13秒で「10分を切るのは目の前」


このあたりまで来ると、今読み終えたところなので「読んでいるのが覚えているのを思い出しているのか自分でもよく分からない」のであるが、身に付けばいいのであるから、とにかく速度を上げる。ここで和歌山についてしまった。


10分を切らないのは心残りである。


駅のベンチでチャレンジした7回目は10分5秒。ここまで来たらもう一回はやらずにはおられない。紀ノ川河口からの冬風に、鼻水をずるずるとたらしながら(うそ)8回目(本日5回目)にチャレンジ。めでたく8分46秒。


ここまで連続で読み返すと、どのページをいきなり開いても「記憶のある」ことばかり。


おそらく今後はいつ読み返しても15分はかからないであろう。5〜6分レベルまで上げれば、いつ読み返しても10分はかからないであろう。


と、ここまで確かめて、帰宅後、ひろきを呼びつけ、いかにも「前々からそのことを実践し、熟知していたような顔で」、【高速読み×繰り返しの効果】について一席ぶつ。


「まっ、5回ほど連続しないと意味はないわな、おほん」


などとかっこうをつける。