1052話 体話6 高速大量
『高速大量』
今、人のからだ、左右の役割、歩みの中にある五体癖などが
ほとばしるようにアウトプットされてきて
嬉しい悲鳴を上げている
その直前に何があったかを思い出すと
片山先生の「骨盤と整体」の本と
二宮先生の「左右の違いに注目した整体」の本を
それぞれ20〜40回読んでいた。
日課としては、合わせて五回。
高速で大量にとりあえず放り込んだら
そうなった。
根っこの話は、そういう体験を書いたもので
理屈ではない。
先人の残してくださった質のいい「定石(じょうせき)」は
理屈抜きで放り込むのがよろしかろうと思う。
ところで
中学校か高校の数学で
「○○の定理を証明せよ!」というのがあった。
当時の筆者は、文部省はむちゃを言うと思った。
20世紀末まで残るような偉大な発見を
アホな中学生がいきなり見つけられるわけがないだろう。
解き方をすでに知っているやつはやすやすと解き
俺でも考えたら解るのかな?と誤解した筆者は
机の前で、無駄な時間を過ごした
筆者のごとき凡人は、先人の「定石」に
学ぶべきである。
とにかく、大量に高速に放り込む
成績を付けるのには不便だが、
創造性を高めるには必須だ。
言うまでもないが、
高速に大量に放り込むのは知識の話で
食い物ではない。