1308話 S原君へ

2日の自然体チューニング講習に参加のS原君からの「その後メール」が届く。


講習後初めての踊りのお稽古。DNAワードを発し、紋を描きまくりしたら


「すると、効果は表れました!まさに自分の中で歯車がカチッと合った瞬間でした。自分で言うのも何ですが、踊りながら本当に自分の身体なのかと思いました!!」


で、そのS原君の「いつもと違う」様子に、お師匠さんの父君は「今日はいけるで」と思われたのか、これでもかこれでもかと新しい振りつけを大盛り、てんこ盛りで教え出されたそうだ。


そうなると、「いつもどおり」の萎縮し、考えすぎるた自分になってしまったものの


「ですが、今日は非常に手ごたえを感じられました。頭ばかりを使わないよう、心を落ち着けるようになりたいと思います」


大盛りで教えてもらう前の段階はびっくりするほどの手ごたえが、後手後手に回り出したらDNAも効果が薄く、紋の感覚も薄れてしまい、という状況だったらしい。


あのね、S原君。


お父上に稽古をつけてもらう直前にやって効果があった、というのはそれはそれでいいけれど、根本的にずれているで。


稽古をつけてもらう時間以外で、自分で稽古する際に使うのがDNAと紋トレのメインの使い方です。試験の一夜漬けのように使ってはいけません。そんな底の浅い稽古のための方法ではありません。


だからあえて、お父上の稽古の直前には紋トレもDNAもしないと決めてしまったらどうか。


それでいきましょう(^-^)