1332話 やったこと記録 最近

調子よくてきぱき、着々、じっくり、さっくり日々が送れている時には、「やったこと記録法」はやっておりません。


「うわっち、なんかだれている、ペースが出ない」


という時には、「やったこと記録」を始めると、するすると変わっていく。


記録するだけでも変わるけれど、「どう記録するか」に一工夫で、またまた経過が変わる。


今朝


「8:55 一服する」


と書きかけて、「そうかな」と一考。


はたから見たら「一服している」ように見えるかもしれないが、実際はそのときに


「いまいちの一日の滑り出し、なんかだれてまっせ」


と感じており、「おっと、こういう時にこそ『やったこと記録』やね」


と思いついたのが、その一服していた時である。


今自分が費やした5分間が「一服した」と評価するのと、「やったこと記録法を今やるのがいいんだ」ということに気づくために5分の一服を使った、と見るのとでは天地の差がある。


すると、そういえば、一服しながら「型への取り組み方」としての新しい思いつきが二つほどあったので、それをノートに記録する。


「一服した」と認識すると次へつながらないのだけれど、「アイデアが湧き出た時間」だったという面に光りを当てると、次の行動がまったく違ってくる。


いい気分になったら、便意をもよおし、盛大に排泄。


「トイレ」と書くとそれまでだがとてもいい気分で大量に出たことに注目して


「快適に排泄」


と記録する。


と、頭がぐしゃぐしゃなのが気になる。快適を意識することで「不快」がクローズアップされたものとおもえる。そこで、入浴することにする。


入浴を入浴ととらえるのはいつもことなので、本日の入浴の実態は何だろうと考えながら風呂に入る。


と、「ぐしゃぐしゃで臭いそうな頭をちゃんと洗って、人への不快感を減らし、引け目を感じないようにする」


なんて文句が頭に浮かぶ。


と、お湯に浸かっている間に、「胸のライト」を「拳先につける」というアイデアが浮かぶ。


「おおお、これは違う!」


と感動しつつ上がる。


とインターホンがピンポンと鳴り、宅急便がお歳暮を持ってやってくる。


インターホンのピンポンのお陰で、今日の10時に、Mさんが操法を受けに来られることを失念していたことに気づく。


宅急便が来なかったら、すずなの散歩に行ってしまっていたかも。


すると、記録に際しては「宅急便応対」と書くとただの用事だが、「呼び鈴の音に操法の人を思い出す」と認識すると、大きなマイナスを回避したすばらしいタイミングでお歳暮がやった来たことに気づく。


あ、すいません。「宅急便」と書きましたが、絶妙のタイミングで呼び鈴を押してくれたお陰で、操法の方をすっぽかさずに済んだ大恩ある運送業者さんは「赤帽」さんでした。謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正する次第であります。


私は今何をしている。


その「何」が次を変えていく。