1354話 ネクスト勉強会

ネクストの勉強会である。


今年の総決算として、メンバー以外の「これぞ」という人には声をかけたので熱気むんむんの18名の参加である。


「S本@パッケージ命」さんは、この不況時にもかかわらず、言葉の身体作用「DNA」をきっかけとして、ふだんの三倍ぐらいの仕事が来ており「参加は無理かも」とおっしゃっていた。


のが、さらに昨日「年明け10日ごろまでにお願〜い」というあらたな仕事まで舞い込み「大晦日まで仕事をしても、終わるかどうか分からない」状況の中、やっぱり来ちゃいました。



秋合宿で「変わりました〜!」というみーやんは、朝5時に起きて、東京からの参加だ。


参加不参加の音信がなかった未来の牧さんは、朝になって「いいですか」のメールがあった。


やはり個人でデザインをしている牧さん、「参加するかどうか迷って」いるのではなく、参加できるかどうかの状況がぎりぎりまで分からなかった、ということらしい。


朝の5時まで徹夜で仕事をして、終わったので「参加できるぞ!」ということになったのだ。


しかし、ゆーじろーさんは不参加だ。


朝お母さんのS崎さんからメールがあり、「ゆーじろーはまだ仕事が終わらないと連絡がありました、ので不参加です。私は行きますけど」とのこと。


この不況の中、腕が認められてきたらしい。お母さんをして「最近、息子とはあんまり会わへんのです」というぐらいに仕事があるらしい。しかし、参加を目指して徹夜で仕事をしていたらしい。


kちゃんも無理矢理?お休みをとっての参加だし、○○はご主人がインフルエンザだったが、病院往復は付き添って、寝かしつけての参加。


K山君もI藤さんも、「午前中だけでも」と仕事をこじ開けての参加だし、A甲さんも、練習に行くぎりぎりまでの参加である。



そういった熱い思いが集まっての講習である。


応えなければならない。


ということで、K山君はころがされ、畳にはいつくばらされて、起きあがれない目に合わされた。


「奥大山の天然水」の品質表示を筆者が「身体に届く声」で朗読し、Kちゃんが感動にむせび泣く中、役者組は前に引きずり出されて「や〜い、や〜い、できないやろ〜」といじめられた。(いじめたのは私だ)


N川さんは、ヨガのレッスンで生徒の「生きる力」を観ていないと罵倒された。


ドラは、「股関節が甦るトカゲ体操」の後、股関節ツイストで「わ〜、何にもない、何にも引っかからない」と踊っていたら、「この程度でおさまる異常を、偉そうに治らないような顔をして整体に来るな!」とローキックを叩き込まれた(うそ)


A甲さんは、情感たっぷりに機嫌良く踊っていたら、色気を抜かれて、固まった。


Y田君は、「相手の中の働きを観る卓球高速テニスラリー稽古」で、スーパーハードな練習を涼しい顔でこなした後に、ぽにょぽにょにゆるんだ上半身にうっとりしていたら「正しいストレッチをせよ」との指令が下り、たちまちにして「アンバランスな不統一体」に落とされ、畳に泣き崩れた。


四つんばいになっている後から、いきなり日本刀で切られた人も一人や二人ではない。


なんと慈愛に満ちた講習であろう。


「あなたが自分だと思っている自分なんて、こんなにずれているのよ」


ということをびっしびっしと思い知らされるのである。


自分だと思っているのは、実は部分で、自分の部分を自分だと思うからあかんので、本当の大きな働きの部分が自分だという部分を自分が分からないと、たぶん、過分に誤解している部分があるから、正しく按分して当分の間是正していけば、たぶん節分のころには半分ぐらいはましになって、でもこういう重要なことを伝聞でやろうとしたってうまくいかないから、ちゃんと稽古で軌道修正していけば、当分気分は過分に、かなぶん、親分、ウルトラセブン、と実にわかりやすく理路整然と真理を伝授された受講のみなさまであったのだ。


「そんなずれた自分で練習するな、考えるな、偉そうにしゃべるな、思うな、食べるな、くそもするな、息も吸うな」という愛にあふれた講習である。



ということで、今回は一般募集はとてもできる形態ではなかった、ということをその他会員の皆さまにこの場を借りて申し上げる次第です。


その後、神戸に移動して鳥久へ。