1394話 

特別講座。桃ちゃんが風邪で欠席のため、定員に一名欠けた14名。


滋賀からのO原さんのえこまさんなど遠方からも受講。


終了の3時には「尾びれを振れば、からだとろとろ、弾力びんびんになって帰ろう」を目標に。


オープニングは肩のとろとろ。握手をしたみんながとろとろに崩れていくが、その後肩すっきり。


日頃鍼灸による施術に励んでいるO場さんの肩もゆるゆる。


やったことをホワイトボードに時系列に記入しながら進める。


「立ってください、座ってください」


「相手に声を届ける」


では、劇団MのM戸さんをたっぷりといたぶる。




そして魚、トカゲ、鳥。


魚実習でぽよよん体を実感し、トカゲ体操で全身がくるくる回るのを体験。


A甲さん、ほんとにくるくる回り出す。今や「記録の鬼」と化した京都のゆーき君も、壁に激突するぐらいに猛烈にトカゲ化する。勉学の合間にくるくる励んでくれることであろう。S崎さんの股関節はますます聞き分けが良くなることであろう。


肩甲骨から肋骨胸骨胸椎から首が、激変する「鳥飛行」。


一同、うちわでおおいに仰ぎ、風圧の皮膚反射を心ゆくまで楽しむ。


Y田君は「三点セットじっくりやった後のラケット素振り」を初体験。


魚以後はちょっとお休みします、と言いかけていた摘み菜界のドン、H谷さんも最後まで笑顔で動きっぱなしだ。


仕上げは遠足。


尾びれを振り振り、道場を出て街を歩き、日常実習の基礎を身につける。


そして最終の礼。本当に心のこもった気持ちのいい礼になっている。組んだ人同士の礼もまた、心のこもった気持ちのいいものであった。本当に急いでいる人以外はみななごやかに残り、気持ちのいい交流をしているのであった。


速読は、新しくT中さんのK原さんが参加。


ベテランのS本さんはK藤さんらの「読書だけにかかわらず、生活や仕事にこんな変化が訪れました」という体験談をはさみながらの進行。


読み方の技術は徹底的に整理して、逆に「本当に生活の中で活かすべき目的、目標」を探しながら、徹底的に本に向き合う方法を稽古する。


「本に読まれながら読む」などの新技も大成功。







夜、尾びれ振り振りしながら、イラストを描いてみたかよちゃんから、何十年治らなかった癖が直ってしまった喜びのメールが来る。