女子大の先生をやる

今日は一年に一回、女子大の先生になる日。


科目は「リラクゼーション論」


A井先生の授業であるが、TAのI山先生とか、アロマとか音楽療法だとかのゲスト講師が入れ替わり立ち替わり講ずるという構成である。


ラクゼーションとは何か?


筆者はこれを「ちょうどいいところに収まっている状態」と考える。


リラックスを語るなら、リラックスできていない状態は何だろうと観察してみるといい。


緊張である。


ではいついかなる状態の時に緊張するのであろうか。


ずれている時なのである。


思いと行動、見込みと実際、夢想と現実、本音と建て前、意図する速度と実際の速度、内面姿勢と表現姿勢。


これらのずれがあると、部分もしくは全体が硬くなる。一致すると弾力を取り戻す。


というような難しい話は一切しないで、あごの下をごにょごにょっとなでて、いきなり前屈がストーンと変わる、というようなことを90分。今年は1年生、2年生の2コマ連続でやる。


授業中職員の方が、写真をばしばしと撮影されている。大学の広報の資料なんぞに使うかも知れないそうだ。


しかし、作務衣姿のおっさんが、ペアを組んでマッサージ(本当は皮下チューニングだけど、写真じゃ区別はつかないから)をしている女子大生の間に仁王立ちしている写真がパンフレットとかHPなどに掲載されたとして、見る側にとって学園のイメージを高めるのかははなはだ疑問なので、採用される可能性は限りなく小さいであろう。


毎年の恒例で、講師控え室で「高級な和食の弁当」をごちそうになり、尼崎は休みにしているので道場へ。


せっせと「次世代進化体操」をやる。


と、「金融先物商品」とか「投資」だとかのセールスマンが迷い込んできて、一面畳の道場へ入ってくるなり「場違いなところに入ってしまった」という動揺がありあり。


「万が一、宝くじでも当たった時には、ぜひぜひご一報を」とよく考えれば、まことに失礼なあいさつを残して、ついでに「金に投資しませんか」というパンフレットを置きみやげに退散。


ここ10日ばかり毎日短時間ながら走っている。次世代進化体操があんまり調子いいので、それにランニングがくっつくとどうなるのかの実験。


せっかくだから十三まで走って、銭湯で汗を流して夜のお仕事に備えるというしぶい作戦を立て、十三まで走る。


ら、


銭湯は定休日だった。


S本さんから連絡が入って、ホームページの更新第一弾「体験談・受講の感想」をアップしてくださったとのこと。


トップページに出ています。