マウスピース
割り箸をくわえ続けるわけにもいかないので、マウスピースを買ってみた。
お湯でふやかすと、やわらかくなって造形自由自在となり、自分の歯の形状にぴったりとはまるというもの。
どれくらい走るのが速くなるか、楽しみ。
結果、以外や以外。最近の中で一番遅かった。まったくスピードを出す気にならない。
フラット、あるいはまっすぐなものを「噛む」のと、歯のまわりにびっしりと「ひっついている」のとでは、受け取った身体の反応はまったく違う、ということは解った。
はしをくわえて走るのが俄然楽になるのは、単に上あごと下あごの左右のずれを、きちんとセンターで合わせているからではないということのようです。
「はしをくわえる」という「行為」の中の、どういう「作用」なのかを探る日々の始まりです。
仮説としては、はしをくわえるという行為は、攻撃型・戦闘モードの回路にスイッチが入り、マウスピースを装着するという行為は、「今なんかたべてますよ」という飲食・消化・吸収の回路にスイッチが入り、その分、走るなどの運動回路は制御される、のでは。