ライズアップ
午前中、和歌山で整体の後、午後は尼崎へ。尼崎が終るやいなや武庫之荘まで13分走り、神戸でM橋さん宅へ。
つい先日も「小指が独立して曲げ伸ばしできるようになりました!」という画像付きメールが届いた脳梗塞の麻痺からますます回復中のM橋さんである。
綿球を噛んでもらって、かむ歯によって動きやすくなる動きがあることを確認。
終了後すぐに十三へ。
駅で和歌山からでてきたあさなと合流し、「第七芸術劇場」へ、映画「ライズアップ」を見に行く。
「風が強く吹いている」で「天才ランナー」を演じた林遣都くん主演の映画で、彼のファンであるあさなはもちろん彼目当てである。
林くんは、「天才ランナー」のほかにも「バッテリー」では「天才ピッチャー」を、ダイブでは「天才飛び込み選手」を、さらには「ボクシング少年」の映画もあり、出演する映画でことごとく「役柄+選手の技量」を要求されるという過酷な役者人生を送っている。
ライズアップは、「石川県の地域振興映画」なんだそうであるが、この映画では「パラグライダーを愛する少年」なのである。
石川県の美しい自然を背景に、大空に舞う遣都くんなのである。
そして、筆者は実はパラグライダーがやりたくてしょうがないのである。
そのことを知っているあさなは、ネットで入手した同映画の「予告映像」を執拗に筆者に見せ
「おとうさん、パラグライダーやでえ、飛んでるでえ」
と筆者をそそのかし、今宵の映画鑑賞にこぎつけたのであった。(だって、十三で9時前に終ったら和歌山に帰るのは11時過ぎるから通常一人なら許可されない)
で、すべりこみで間に合った筆者父娘であった。
上映時間になると、するするとマイクを持った女性が現れた。
この劇場は、上映のたびにいちいち司会者が出てくるんかいなと不思議に思っていたらさにあらず。
なんと、監督の中島良さんの舞台挨拶があるというではないか。
映画の方は、「10日間 合宿状態で一気に撮りました」ということで、また「1時間半に無理やり編集する都合があって、なくなくカットしたシーンが大量にあったのではないか(筆者の推測、だってパンフレットに載っている登場人物らしき子ども二人が本編ではでてないんだもん。さらに補助金?もらっての『地域振興映画』というものであれば、おそらくは「石川県内の小学校中学校」などで上映するなんてのがメインに考えられて、そうすると2時間近くにすると授業のふたこまワクでは観られないというような事情を想像するのであります)というような気配はにおったもの、十分に楽しめる映画でありました。
なんせ、パラにはなんの興味もなかったあさなが、帰りしなに十三駅前の「たんたん」でラーメンを親子ですすりつつ「飛んでみたいなあ」というぐらいなのであった。
監督の話も面白かったし、映画についてももう少し書きたいけれど、実はこのブログを書いているのは、5日の早朝のネットカフェで、慣れないパソコンでとても時間がかかるのである。
なぜ早朝のネットカフェかといえば、昨夜「劇団未来」さんの公演に行き、そのまま劇団の皆さんと飲みに行ったら、最終電車が出てしまい、道場に泊まったからなのである。
それで、観劇の感想を書こうとしたら、前日のことも書いておきたくなって書き始めたらやたら時間がかかってしまったのである。
ということで、本日はここまで。