表裏一体

前屈で、曲げ急ぐ部分が硬くなる、という指摘を書きました。


肩胛骨の間なんかは、かきっと固まる人が多い。


それで、その部分を起こしてせっせと皮下チューするという方法をせっせとやっておりました。


曲げ急がないことで、新しい動きのコースへ変更していく。


ところが、曲げ急いでいる肩胛骨の反対側、胸骨の部分はどうなっているのかなと探りをかけました。


背中側がしっかりと丸まっているから、ぐっとへこんでいるかと思いきやさにあらず。


背中が丸まっているほどには、くぼんでいないのです。


背中が張りつめているのに、胸骨はいうなれば「のほほん」としているのです。


そこで、背中が丸まっているのとちょうど釣り合うように、胸骨側を内に入れていきます。


すると、あらあら不思議。身体はいきなりブレーキが外れたように、柔らかさを全面に出して、くにゅくにゅと曲がっていきます。


表裏を一致させること。


これもまた、重要なことのようです。



今日もまた一つ、解っていなかったことが解りました。



【読書日記】


司馬遼太郎 「坂の上の雲」 第五巻


なぜ五巻からなのかというと、一巻から四巻まで貸したまま帰ってきていないから。