謹賀新年

あけましておめでとうございます。


最近は、毎日更新していないにもかかわらず、日々このブログに訪れてくださる百数十名の読者のみなさんにとって、2010年がより良き年になりますように祈念いたします。



さて、この年末は、既報のように「のだめカンタービレ」をせっせと視聴する日々が続いた。


筆者の首から上はへらへらと笑ってのんきなものであるが、筆者の首から下は、なかなかたいしたものだったようである。


筆者の大脳新皮質および顕在意識は、やはりへらへらと笑っていただけであるが、筆者の大脳辺縁系ならびに脳幹部、ならびに潜在意識は、自意識ならびに新皮質がへらへらしている間もしっかりと仕事をしていたようである。


年も押し詰まった26日に、「のだめ整体 千秋さま方式」とでも言えるものが現れた。


たまたまベートーベンのバイオリン協奏曲・作品61なるCDがあったので、それをBGMに整体していた。


千秋さまの「オーケストラの指揮」のイメージが湧いてきて、指揮をするように相手の身体を各パートの集合のように複数の箇所の音色を聞き取るような体感が湧いてきて、受け手の人にもくらげ体操をするように声をかけた。


ら、「受け手のくらげ反射」と「皮膚の正位置へのずらし」と「左右非対称チューニング」と「調律点」と、「施術者と被施術者の間のBGMによる同調現象」と「内圧の高まりおよび一挙のエネルギー放出」などの要素が、オーケストラのごとく渾然一体となったチューニングが現れた。


K子さんによると


「数分受けた後、物心ついてからあんなにすっきりとしたことがないので、びっくりして動けなかった」


なんて感想が上がった。


部屋中の何もかもが光をはなっているように見えて、自分の目からもきらきらした光線が出ているような感じ」


なんだそうだ。


M安さんによると、


「正座した時芯があってしかも下半身に重心がどっしりとのっているからだに変わっていた。


立つと足うらが床に吸い付く感じで、1本の樹のようにすくっと立っていた。


それから世界のみえかたが違う。畳の細かい目が鮮やかにはっきり見える。道場に何年も通っているが、ここまでくっきりみえたことがない。」


とのことで、I垣さんによると


淀屋橋から歩いて帰って、いつもならぐったりしている時間なのに元気で、家にあった『のだめ』のCDをかけてくらげ体操をしたら、これが最高!(特に交響曲第7番の第四楽章なんだそうだ)」


だったとのこと。


今までと違うポイントは、受け手がくらげ運動という「単純な無意識反射運動」をくり返していることと、内面にある相を積極的に受け手に出してもらうことである。


「受け手積極的参加型整体」という面がとってもいいなあと感じる。


道場でせっせとやっている進化体操を、受け手がより高いグレードで実行する手助けの整体であり、今までよりも変化があっけないほど大きい、というところが何とも嬉しい。


そういうものが、この年の瀬に出現し、新年を迎えたということをご報告しておく次第であります。