鞆の浦のためさん分析
6日
ためさんがふうかちゃんと夕方の操法を受けに来られる。
で、鞆の浦の話題になる。
「崖の上のポニョ」の舞台になった瀬戸内の古い湊町で、今は埋め立て架橋問題で揺れている。
で、ためさん、大学の講義でも、この鞆の浦を取り上げ、実際に学生たちとも行ってきたそうである。
「鞆の浦がモデルだと言われていますが、実際には雁木も常夜灯も出てきません」
「はい、」
「実際に画面の登場する場所というのは…」
「大波と追いかけっこするように、軽自動車で走るママが、途中にぐぐっと道が下がるところがありますが…」
「はいはい」
「で、あの保育園というのが…」
「役場で図面を確認しますと…」
「あくまでも僕の推理としては」
「だから宮崎駿が…」
「おおお」
という、「鞆の浦の重層的な歴史分析ならびの崖の上のポニョの映像における宮崎駿の思いならびに潜在意識から投影されている部分はこれではないか論」をたいへん楽しく伺った。
すると、ふうちゃんが読みかけの児童書を持ってきて、「お父さんここ見て」というその本を読んでぞくっとするようなシンクロニシティが。
あまりに面白すぎで、ここには書けない。ごめんさない。