ミツバチ泥
夜のニュースで、養蜂家からミツバチの巣が8つ盗まれて、被害額が40万円相当というようなニュースをやっていた。
ニュースの文言で「全国的にミツバチが不足しており、そのため、受粉に必要とするハウス栽培農家が…」という説明がされていた。
「ミツバチが不足」というさらりとした表現ですが、「何で?不足するの?」というところにはニュースはまったく触れていない。
農作物みたいに、その年の天候でミツバチも豊作だったり不足だったりするのかな、という程度の印象で終わるのではないかな。
ミツバチが不足しているのは、別にお天気のせいではないし、温暖化のせいでもない。
ミツバチが集団突然死するためである。
ということを、武術家の甲野善紀先生が、半年ぐらい前からそのHPで警鐘を鳴らされていた。原因は農薬。ネオニコチノイド系の農薬というのが登場して、それ以後ミツバチの集団突然死が始まったんだそうだ。
農大出身の甲野先生は、その問題の重大さがより深刻なものとして感じ取られたのであろう、繰り返しご自分のHPで触れておられる。
ミツバチ泥が出てくるぐらい、不足が深刻化してきたということなのだろう。
一度甲野善紀先生のHPの日記を見てみてください。