月のプロジェクト 続報

女性の月経を研究し、快適な「月経ライフをつくりましょう」の「月のプロジェクト」が好評である。


初回6名の参加であったが、「組体操方式 骨盤と子宮になっちゃいました」の自分の子宮体験の際の写真は、全員が「記念に」と携帯で撮影されたが、うちお二人からは「携帯の待ち受け画面にしました」。また別のお一人からは「折々に見返しています」との報告を頂いた。


来月は23日なのであるが、何と


「その日は参加できないので、補習をして下さい」


との申し出があった。


こういうのは、道場を始めて十年、初めてである。


まだ何の「生理の手当」の講習も始まっておらず、「骨盤と子宮になっちゃいました」だけなのであるが、参加者のインパクトがいかに強いか、また女性にとって「それが快適になること」がいかに重要なことなのか、ということを思い知らされた筆者であった。


ちなみに補習候補日は6月の6日の午前中です。希望者6名以上で実施です。



以下、当日の参加者の感想を参加のみなさん了解のもとで、掲載します。こんな感じでした。


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●骨盤がゆるむと受け入れ態勢になる、というのがよくわかりました。


 生殖器である子宮を守るための骨たちでは?と感じました。


背骨が子宮に対して「しんどいな〜」と言ったら、子宮だけでなく他の骨も分離する感じがあり、ひどくがっかりしました。子宮を大事に扱うことは、自分まるごとを大事に扱うこととおなじなのかもしれません。


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●毎月、あたりまえのようにやってくる月経。


骨(注 骨盤)は、なんてダイナミックで繊細なことをやっているのだろうと感動した。


子宮(注 になってみて) 子宮は、とてもかわいかった。神々しい感じで、守ってあげたいと思った。


本当に、子宮の方が私自身という感じがして、私はこんなに生き生き動いているんだなぁ〜と思った。


ちょっと頭の方はどうでもいいモードです。


実際に骨(骨盤の)になってみる、子宮になってみる、というのは、ホントに生理がユウウツな人たちに体験してほしいです。



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●子宮になってみて、骨盤になってみて、子宮って、あんなにもどっしり構えておられるとは、驚きでした。骨盤の中の空間も安心感につつまれていました。


しかし、(月経中の)苦痛な時に、ふだん何気なくいってしまう言葉で、子宮は孤立し、大きなダメージを与えてしまっていたことにもビックリ。子宮だけでなく、同じく骨盤にもダメージを感じました。


今まですいません、と心からお詫びします、という思いがわいてきました。


本当は生理痛なんて起こしたくないんだ。


とってもすごい役割りがあるんですね。



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●骨盤になって… みんなが支えてくれた 体感


子宮になって… みんなが守ってくれた 感謝


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●自分が子宮になるのは、すごいなと思った。みんな支え合ってひとつになっている調和する気持ちがなんともここちよくて、いつもありがとうという気持ちがいっぱいになりました。


子宮になったときの、あのどっしり感!


私って、本当はあんな感じなのかなと思うと、体もゆるんだ感じです。
終わった後は、おなかがあったかくなりました。


次の生理が楽しみです。体の変化をいやなものでなくて、しっかり観察したいです。



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●子宮役をすることで、子宮の気持ちがよくわかり、今まで生理が来るのがゆううつでしたが、これからはありがとうの気持ちを大きく持ってむかえようと思いました。


今後の自分の体の変化が楽しみになるプロジェクトでした。


【3日後のメール】


写メールを待ち受けにしています。生理前ですが、不快症状がいつもより軽い気がします。


6人の気持ち(注 骨盤の骨役5人 子宮役1人)が一つになっているかのようです。