基本

【業務連絡的ブログ】


歩くというのは、人の動作、運動の中でもっとも基本的なものの一つなので、多くの人にいいものとして歩きを選びました。


歩くという動作のこれまた基幹的な関節である股関節と肩関節に、動作促進の軸を通す、というのが今やっているK2ウォークです。


表面に現れる運動は、腕と脚のほんの少しのワイパー運動です。しかし、数分のK2ウォークの後に現れるのは、劇的に改善された前屈、後屈、左右曲げ、左右捻り、首の運動、肩の運動、股関節の回転運動など、運動全般の改善です。


日常生活の動作に対応するものとして、「歩き」を使ったら、動作全般が改善したということですね。


よく「基本が大事だ」ということばを聞きます。なんとなく「そうですね」とうなずきたくなります。


じゃあ、基本って何やねん?と突っ込んでみたらいまいち解っていない自分がいる。


今回の歩きと出会って、基本ってこんなものか、と目が覚める思いがした。ここまで応用に影響を与えるものかとビックリしました。


歩きは、生活全般の基本。


今朝は、5分ほど足踏み調整をしてみて、やはりその効果にうっとり?して、その後思いついて、空手の中段突きをやってみました。(ちなみに筆者は30年前に極真空手の4級だった(笑))


肩に横軸を通しながら、肘に横軸を通しながら。全然別物になっていきます。空手そのもののレベルが低いので、どれぐらい有効なのかというのは、ご専門の方からすれば笑止千万・素人のたわごとと思われるかもしれませんが。


ということで、研究協力者のみなさん、ご自分のご専門の種目で「基本の稽古」をご提案下さい。それをやれば、応用がことごとく上質になるので、ひたすらやりたくなるようなものです。


「単純で難しくない動作で、複雑で難しい動作の改善を果たせているもの」


先日、八木君からメールが来て、東京に行ったついでに、ゴッホ展を見に行ったとか。すると無名時代に(って生涯無名だったらしいけど)素描・模写を尋常じゃない数を書いてましたとのことでした。