外との関係で整体する

こり・こわばりを取ろう、ほぐそうとしていても見えてこないものが、何でのんびりと?凝っていられるんだろうという風に見えるようになると、まったく違うアプローチが見えてくる。


見方を変えたのではなくて、見え方が変わってきた結果である。


リラックスするとほぐれて、緊張するとこわばる、というのが常識だが、実際に調べてみると超・多方面に緊張せざるを得ない状況に入れると、実際にはこわばりが消え、リラックスするとこわばりや引っかかりが増えてくるという実験結果がある。


実際にやってみると、思いこみとは違う現象が何回も出てくる。


その結果でてきたのが「何でこっていられるんだろう」という見方だ。


そこで、解消の糸口を体内ではなくって、体外に求めた。環境との関係性の中で調べてみた。


とてもおもしろい結果が出ている。明日のネクストでもじっくり取り組むつもり。


それを使って身体の動きを調べると、A甲さんのダンスは、ダンス教師と生徒ぐらいにレベルが変わったし、(見学した全員一致の意見)、I崎さんのテニスは退職後テニスを楽しんでいる人のスイングと、若い頃からならしたけれど、最近はあまり無茶をしない余裕のベテランのスイングぐらいの差がついた。


I崎さんは「来た甲斐があった、あった」とつぶやきながら帰られた。