練習
日野先生がフィギュアスケートについて書かれている。
http://www5.diary.ne.jp/user/541525/
より一部抜粋
浅田真央選手が全日本フィギア・シングルでトップに立った。
しかし、姿が小さく見える時と、大きく見える時があるのはどういうことだろう。今回の浅田選手は、6分の慣らしの時から大きく見えていた。
そして出場の順番が回って来て、リンクで構えた時も大きく見えた。
それを人は自信だと言う。
もちろん、それもあるだろう。しかし、自信というのは一体なになのか。それは、自分は出来ると確信していることだろう。
その確信の根拠は、練習量に尽きるだろう。しかし、それは順番が違うような気がする。
出来ると確信しているから練習をする。
それは確信があるから、とてつもない練習量をする。その確信の無い時、練習がはかどらないのではないだろうか。その結果、結果も良くない。そんな連鎖のような気がする。
確信の有る時は、何を練習しようか、とか、その練習の中でも、色々と気付く事があるのだろうと思う。
つまりは、そういった心の揺れが、例えば、浅田選手等のアスリートや、表現者の表現を左右しているのだ。
↑ここまで
読んでビックリした。
出来ると確信しているから練習をする。
それは確信があるから、とてつもない練習量をする。その確信の無い時、練習がはかどらないのではないだろうか。その結果、結果も良くない。そんな連鎖のような気がする。
練習の部分を「勉強」とか「努力」とか「準備」とか書き換えても同じだろう。
スタートの部分で、もう勝負あった、なのである。
出来ないから練習するのではなく、確信を実際として現したいから練習をするのだ
努力はうそをつかない、と言い、練習はいつか実を結ぶというが、ちょっと冷静に見てみると、そうならない方が多い。
今の時点で、だからこうすればいい、というのは分からない。けど、この見方はとっても大事だ、ということを感じる。
どういう練習をするか、ということよりも、何を練習(勉強・努力)するか選ぶことの方が大事だ、と言っているのである。
「わ〜、大変なことになった」という私なのである。