君子豹変
巻末に今日の気仙沼活動整体チームの報告を添付しています。
・・・・・・・・・・・
先日、どこかのブログで「夏休みに被災地でボランティアを計画している学生さん、ちょっと遅いで〜」なんてことを書いていた輩がいるようだが、全国の大学生のみなさんんは、そのような言に惑わされることなく、どうか被災地に大挙して出かけてほしい。
AERA７月１９日号より
「青山学院大学では、７月１３日から９月まで、学生を順次、宮城県石巻市、多賀城市などの被災地に送り、商店街の復興や、小中学生の学習支援などに当たらせる予定だ。一人あたりの滞在期間は一週間。参加費用は交通費、食費、保険料を含め約１万５千円。のべ３００人の学生の参加が見込まれるという。
身近な被災地での支援活動を行うのは明治大学。液状化に見舞われた千葉県浦安市に活動拠点を置き、市内の小中学校の校庭の整備や、子どもたちへの学習支援、東北地方の物産品の販売などを学生たちが行う」以上引用。
国士舘大学の、消防だか救急救命だかを目指す学科の学生のみなさんの４〜５月の奮闘ぶりは、朝のミーティングで淡々と報告する黒沢さんの言葉を通してでも目頭が熱くなった。牡鹿半島漁具回収活動の防衛大学の精鋭の活動は、東北方面総監部（東北の自衛隊の一番偉い人）がわざわざ視察に駆けつけたほどだった。
阪大生は１００人でせっせと気仙沼の大島を片づけにいった。ここは震災後すぐに米軍が入ったけれど、その後ボランティアはほとんど入らなかったところだ。
立ち上がりの早かった早稲田大学の「ワボック」。４月には第一陣が石巻入りし、その後もさまざまな被災地に順次送りこみ続けて、先週末で１２陣か１３陣になるという。
ちなみに早稲田では、ラグビー部が石巻へ来ていた。お寺の床下にもぐって泥だしをしていた。しかし、その体格の良さが床下では災いしパワーはあるが自由に身動きがとれず、参加メンバーの中で一番小柄だった監督さんがもっとも役に立ったらしいという噂を聞いた。
愛知は大学名は知らないけれど、ひーさんを中心に「愛・ちから」（愛知から）バスですでに活動を開始している。
先日「遅いぞ大学生」などと書いたのは、まことに思慮が足りなかった。今こそ大学生である。♪行け行けユニバ〜 どんどゆけ〜♪である。
なんせ被災地は広い。千葉から青森まで５００キロだったか６００キロだったか。石巻のつい近くでも島などは手つかずである。まだまだ人の手を必要としているところはまだまだある。仮に１００の大学が動いたとして、一大学につき６キロである。
もちろん、活動できそうなところは限定されるかもしれないので、どんどんバッティングすればいいのである。早稲田大学と駒沢大学がバッティングし、駒大には箱根駅伝の負けを被災地で挽回すればいいのである。たすきをつないでいただいてももちろんよろしい。
東京六大学側溝清掃リーグをぜひ実施してほしい。大学相撲部のみなさんには、ぜひがれきでぶつかり稽古をしてほしい。カヌー部・ボート部は港湾清掃でしのぎを削ってほしい。学生ボランティアで東北道が大渋滞するぐらい押し掛けてほしい。
大学だけでなく、専門学校だって歓迎だ。
繰り返すけど、現地でどんどんバッティングしてほしい。そして、意識が高く準備のいい大学と出会って、意識が低く準備不足の大学はどんどん悔しい思いをしてほしい。学んで追い越して雪辱を期してほしい。
そして、長期活動者が必要なことを肌で知ってほしい。何十万人がくれば、秋に長期活動できるというメンバーもきっと出てくるだろう。その時に声をかけてもらえれば、何カ所か拠点になって宿泊できるところの相談には乗れますから。
ここまで読んで、前に書いていたこととぜんぜん違うやんけと感じるかもしれないが、その通りである。前に思ったことと全然違うのである。それが被災地活動の一つの特徴である。一日に三回ぐらい考えと活動方針が変わることはざらであった。だから活動希望者のみなさんも、自分の意見にこだわることなくどんどん前言撤回して、状況に併せて自由に羽ばたいてください。
・・・・・・今日の整体チーム（はなちゃん）・・・
今日はひとりで、またもや同じ漁港で7人マッサージしました。引き続き、いろんな漁港で漁師やりたいと思います。
【告知】
泊めて頂いてる半造レストハウスで、今月23・24日に「星祭り」を開催します。
毎年開催されていた音楽祭が今年は復興支援感謝祭としてオールフリーで行われます。
マッサージブース、（交代で）ワークショップ担当（野口系希望だそうです）
その外にも主催もんちゃんから、子供ブースや受付の女の子が欲しいーとのことです。もし誰かいたらお願いします。
ピッピーアーティスト×地元民×天理教×整体チームの祭り☆
大いに盛り上げましょうー
ゆうこりん来る？
・・・整体ボランティア希望の方・・
石巻災害復興支援協議会のホームページを検索の上、
「整体・マッサージボランティアへ」をご覧下さい
