石巻の祭りと新潟の災害

新潟の「にこにこ団」(ボランティアを集めては東北に送り込む活動)をされているゆかさんのファイスブックの記事を見ていたら、ゆかさんのお知り合いの新潟の方の記事が。


東北で活動されたその方には、大槌町の方から何人も連絡が入るんだそうだ。被害はどうですか、やれることがあるなら、人を集めて送り込みますと。



今日は石巻の「川開き」という名の毎年続く「鎮魂の花火大会」。石巻で活動するボランティア達が集まる「災害復興支援協議会」のメンバーが多数裏方として支えている。


トールさんやたくみさんやその仲間が、一万個の灯籠流しを橋などにひっかからないようにカヌーで水上支援して、浮き桟橋は牡鹿で漁業支援して集めた牡蠣養殖のブイを浮きにした手作りだ。


復興の途中ではあるものの、未曾有の大災害の復興のシンボリックなイベントと、多くのボランティアが楽しみにしている。あらゆるイベントに参加できなかったという絆事務局のなかこさんも、少しぐらいは行けたのだろうか。


その前夜祭が行われるのが今日。昨日には、地元社協石巻ボラセン、絆メンバー、復興支援協議会などが急遽会議をして、新潟への緊急支援を決めたそうだ。吉村さん、(助さん)は、絆の仲間4〜5名とすでに三条市に先乗りしている。


その災害復興支援協議会の会長で、地元建設会社の社長の伊藤さんは、今朝満載の救援物資を積んだトラックを自らハンドルを握って、数台のトラックで新潟へ出発されたそうだ。たぶん、だれよりも祭りを楽しみにしていた一人だと思う。でも、だからこそ、多くのボランティアが来てくれた新潟を見過ごしにできないんだろうなと思う。