塩辛の誓い

夕方、外出していたついでに、夕食の鍋の材料を買いに大型スーパーへ。


魚のコーナーをふと見ると、小野万のイカの塩辛ではないか。小野万は気仙沼の会社だ。和歌山に来てから、白いご飯にイカの塩辛が食べたくなって手に取ると、たいていは小野万の塩辛であった。


といっても、それほど鮮烈に記憶があるわけではない。なんとなく「気仙沼なんだなあー」程度の記憶であった。


6月の東北ボランティアの際、石巻から派生して、気仙沼の唐桑半島で長期滞在して活動している整体チームのメンバーを激励に行った。


気仙沼の市内で一度迷って、その時に津波に一階を貫かれた食品加工工場があって、小野万という看板があって、しばし頭の中で検索する時間があって…。


そして「あああ、ここがいつも食べてた塩辛の工場なんや〜」と気づいたら、その惨状に涙が出てしまった。


で、その時密かに誓ったのであります。小野万が復活する日まで、塩辛は食わないと。(って、そんなにきっぱりした決心ではなくって、何となく次に食べるなら復活小野万の塩辛にしようって程度ですが)


ということで、小野万の塩辛が、どうも10月から復活していたみたい。


今宵謹んで頂きます。あの工場が復活したのか、別の工場から分かりませんが。小野万さん、遅ればせながらおめでとうございます。


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那智勝浦 地元ボランティア】


那智勝浦ボランティアメンバー「和」の一因、地元ボランティアの「WITH」さんは、はなちゃんのお姉ちゃんが中心になって結成。


いつのまにかちゃんとブログが出来ていました。

http://blog.livedoor.jp/nachikatsu/


那智勝浦の町民目線でのブログ、貴重です。