目指せSKD48

今日は確実に風邪気味と言っていいような体調だった。



毎週の出張整体の時間がぽっかりと空いたので、移動途中の時間に「三丁目の夕日」を見に行った。(個人的には1と続の方が好きですが。今回は堤真一演じる鈴木オートの親父がいいなあ)


映画館を出て歩いていたら、妙に首と肩から力が抜けて柔軟である。塚口の映画館は3Dではなかったので、スクリーンに一体化をかけてできるだけ臨場感を得ようなんて思っていたからなのか、なんて考えていて、もう少しあまった時間でコーヒーの青山へ。


次の整体の予習。で、その時、意味わからないと思われるけど、突然、、劇的に初心に戻った。整体を学び始めるずっと前に「将来こんなことができるようになって、こんな道場をやるんだ」という中身がぽんと出てきた。



あっ、自分のやりたいことをやるのに、必要なことをやっていないで、不要なことをやっていたんだということがストンと腑に落ちた。



今ならやれるやん、と思ったら予習内容が変わった。変わった方向というのは、今つきまとっているある「とらわれ」を自動的に手放す方向だった。


あっ、手放していると思ったら、さらに首と肩がぐにゃぐにゃになった。


整体をしたら、作意が激減した。これでいいのなかという手応えで、受けている人がめきめき変わった。


気がついたら、12年前の今日、新大阪の今の場所に道場を借りてスタートした日だった。ああ、12年。この12年を支えてくださったみなさん、ありがとうございます。なんとかかんとかやっています。


干支の一回りして、初心に戻った。12周年と気がついて初心に戻ろうとしたのではなくって、突然初心が降ってきて、気がついたら12周年だった。


それから、ふだん手放せなかったとらわれを、手放すことができたのだけれども、身体の面でもふだんあるこわばりが消えているのを感じて、結果とらわれを手放す発想が生まれて、手放したらさらにくにゃくにゃになった。


体の変化→心理面の変化→体の変化 というぐあいに交互にやってきた。これも興味深かった。


夜に、また風邪の症状がぶり返してきた。整体の合間に足湯をして、冷たい水をちびちびとたっぷり飲みながら帰った。整体では一番寒い時期に、冷たい水をちびちびと飲み乾いた体を水で潤すと良いとされている。


風邪になると、方々がこわばってくるのだけれど、今日は、こわばりかけたら、心身の変化がそれを上回って、風邪が引っ込んでいく。波のように繰り返す一日。


和歌山に着いたら、海風が吹き付けて思いっきり冷え込んでいたが、冷たい風が気持ちいいと感じる程度に風邪が抜けていた。2時間でほぼ抜けている。


今日新たに現れた整体で、家内と長男を整体する。特に家内。こりにぷすっと穴をあけたら、空気がしゅーっと抜けるように硬いこわばりに消えていく。


12年を越えて13年目のスタート。なかなかいいぞ。


あっ、表題の「SKD」は新大阪健康道場の略です。ただいまSKD12。干支をあと3巡りして36年後、SKD48まで続けると86歳か。それぐらいまでは今程度の活動を現役でやりたいね。災害ご3日以内にかけつけるじいさんってちょっといいじゃない。