足湯と寒の水

昨日も書きましたが、ほんとに昨日夕方帰宅前にはきっちりと風邪で、帰りの電車の中では風邪だったのが、帰宅時には抜けているような感じだったけど、一日たってやっぱり抜けていました。


「宵越しの風邪は引かない」なんて言葉が整体の世界ではありまして、風邪を引いて何日も長引くなんてのは恥ずかしいよというような意味あいです。


その日の風邪はその日のうちに、なのであります。


一晩ですっきりというのは何度も経験していますが、和歌山行きの1時間の特急電車に乗り込む時は確かに風邪だったのに、和歌山に着いたら抜けていたというような経過は初めてです。


風邪には足湯と、寒い時期には寒の水。昨日はこれをきちんとやりました。冬場に水を飲むと寒さに強くなるというのは、数年前に野口先生の後を継いだ息子さんが、数年前に書かれていました。


今年は、TY式のおかげで何かを習慣化する際にはとても続けやすくなっていて、今年は1月の5日から積極的に飲み続けていました。確かに寒さに強くなっている手ごたえがありましたが、1月の下旬に一度挫折?していましたが、末からまた飲み始めていたところ。


今回は、足湯もセオリー通りに両脚で足湯をして、色の変わりが悪い方の足を2分足すというのもやり、足湯中もその後もちびちびちびちび飲みました。


で、今年一番の冷え込みの今日。実際に風邪はすっきりと抜けて、寒くない。夜の8時に歩いていたのですが、確かに「冷たい」けれども寒くない。


フリースの上に薄いダウンを着て、その上にウインドブレーカーを羽織っていたのですが、あまりに寒くないので、これは着ているものの性能かと思ったので、ウインドブレーカーもダウンも脱いでフリース一枚。前のファスナーも半分はだけてみました。



やっぱり気温が低いのはひしひしと分かりますが、震えがでない。寒さに押し込まれる感じがない。足も冷えない。愛用の靴はまったくクッションのない、ぺらぺらの大工さんが履く靴です。テニスコーチの吉田君も愛用だけれど、夏場に履いたらコートの熱がもろに伝わって、とても履いていられませんということになるぐらい断熱性はない。



いい風邪の引き方をすると、一皮むけたようになるというけれど、これもそうかなと思います。


水を飲み始めると、初めは極端におしっこが近くなって、一週間ぐらいたつと回数が減って一回の分量が増える。そこまで1週間ぐらいかかる、というのが野口先生の息子さんの言でしたが、確かにそういう経過をたどりました。



ただし、セオリー通りにちびちび飲む(ただし一日あたりは大量に)とそうなりますが、ごくこぐ飲むとやはりすぐにおしっこに化けます。


足湯と冷たい水をちびちび。いいものだとの実感の今日でした。ただ、この冬場の水というのは、乾燥する冬場の時期こそ水が満ちるという考え方に基づいているものなので、豪雪地帯ではどのような効果があるのかは分かりません。でもなあ、室内は乾燥しているでしょうから、たぶん効果があると思います。



整体の伝承、ちゃんとやればおそるべし。ご活用下さい。


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2月5日1時〜5時


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