いろいろ

どのテレビを観ても震災特集。今日だけ騒いでもという思いもあるけれど、もしなかったらというのと比べると、あった方がいいな。


「どうしたって被災地に笑顔がもどりました」とか「くじけずにがんばっています」という切り口が増えるだろうけど、それだけが現場じゃないのもホントだし、そういうこともあるっていうのもホントだし。


自分としては、どうなったら嬉しいんだろうと考えると、結局そんな大それたことはできないので、身の回りに「被災地を共有できる人が増えていくこと」につきる。


被災地ボランティア経験者は割引、としたからかどうなのか、18日からの潮岬合宿は半数以上がボランティア経験者となった。現役の石巻組のつっくん、よんちゃん。石巻OBのタカさん、Y田くん、みーやん、N川さん、啓生。那智勝浦経験者のM苅君などなど。


石巻・整体活動のもっとも早く活動を開始された方だと推察される江戸川区の村山先生。避難所を回りながら、その場でプリント一枚にまとめた「簡単調整法」を被災者に指導されて、お互いにやり合いができるようにという眼目で避難所回りをされていた。


その村山先生からメールが来て、今そのプリントを片手に地元の中学校を回っている。中学校の武道教育が必修になったところで、この「整体」を授業に取り入れられないかということを校長先生に話をして回られているそうだ。


未曾有の災害が起こった時に、中学生たちが「簡単調整法の心得がある」状態になっていれば、ということなのだそうだ。


村山先生とは技術の方向が正反対なので、そのプリントにある技術はやらないのだけれど、発想は「おおお、なるほど!」状態。


合宿のメインは「進化体操によるからだ・意識の変革」ですが、サブで「誰でもできる超簡単で効果的な整体=皮下チューニング・通称【皮下チュー】」を盛り込んで、いざというときにできるようにしようということに決定。


話は「被災地を共有できる人を増やす」ことにまつわるはずだったのだけれども、とりあえず今日はここまで。