中途半端は力 不安定は行動を生み出す
毎日の日課として、次のような項目を書き出している。
●ブログ「からだ・心 右往左往」日常の記録や被災地支援関係
●今日やるべきこと〜将来実現したいことを書き出した7枚のメモ
読み返しと追加削除
●メモ帳に計画ではなく、やったことや思いついたことを
書き出す、読み返す
●向こう1週間の出席予定者・レッスンのシミュレーション
(個人別)
●過去1〜3週間の出席者ごとの思い出し
●とりあえず突っ込んで入れる書類ケースの中身の整理
●進化体操や応用進化体操 実技
●ただいまの整体の参考書 読み返しと暗記
●進化体操のブログに最新の知見を書く
●メールニュース発行の準備
●ホームページのチェックと、更新する原稿の作成
●会員・知人・仲間からの連絡のチェック、こちらからの呼びかけ
●家族への連絡・依頼・メール・家事手伝い
●手帳への各種記録の記入
●書類・カバン・道場・自室の整理整頓片付け美化
●付せんを使ったプランニング 2つ
●今日やろうと思ういくつかのお仕事
いい習慣がついてきているので、この項目は徐々に減っていく傾向にありますがざっとこういうことを毎日やっています。
合宿が一つの転機になって、改善の波に乗り始めたのは確かなようです。
進化体操のブログに渦巻きのリズムで稽古する「リセット・カウント・アップ」という方式のことを書いています。
http://ameblo.jp/sinkataisou/entry-11374159902.html
上記の「毎日続けたいいろいろな項目」が毎日つづくのは、渦巻きのリズムを使っているからです。
朝起きたら、上記の項目を片っ端からやれる順に1分ずつやります。わずか1分ですから、ことごとく中途半端になります。
朝出勤前ですから、それほど時間があるわけではありません。そうすると、その限られた時間の中でやった方がいいことや今しかできないことを数分ずつ足していきます。
そうやって、中途半端に二巡三巡していくと、本当に今日やった方がいいことが浮かび上がってきます。
そして決して一気に仕上げようとせず、やれる時にやれることをやっていると、「これぐらいの時間費やしたら毎日続ける値打ちがあるよね」というものが徐々に現れます。すると、今日の残りの時間でやったら自己満足度が上がるものがさらに浮かび上がってきます。
一つ一つきっちり仕上げていく、というような「頭はそれがいいと思いがちだけど、実際にはモチベーションが続かない方法」は取りません。何十年にわたって「それでは続かなかった」という現実を見れば、そうでない方法を探す方が得策です。
「計画的に処理していこう」というようなこれまた「頭はそれがいいと思いがちだけど、実際には予定外のことが次々に起こる日常」という現実を見れば、計画的に処理というような絵に描いた餅を追いかけるのは、自らの首を絞めるだけです。
ただし、計画と段取りは違います。計画は頭が立て、段取りは経験の集積から生まれた型です。
われわれ「へたれ」に取っては中途半端は力です。へたれなので、中途半端だという不安定さに耐えられません。不安定だからこそ、へたな考えをはさまないで、とっさの行動につながっていくのです。
一度決めたら貫徹できる鉄の意志を持っている方は、その特性を活かしていかれればいい。立てた計画がまさしく核心をついており、その計画に従うだけですらすらとうまくいく方はどうそご自分の計画に沿って幸せな毎日を送られればいい。
私はへたれです。ジェル状の意志と、始めたとたんに破綻する計画立案能力しかないのであります。だから、自分の小心さという特性を使って、プチ不安定をせっせと作りだし、へたれなりの実行がせめて途切れないような環境に自分を放り込むのであります。
毎日予定通りの分量を確実にこなすというようなことをもくろむと二日と持ちません。だから今日着手したことを未完成のまま翌日に持ち込むのです。きりがいいところまでやってしまうと安心して休んでしまうようなへたれなのですから。
へたれにはへたれの道がある。ははは。