早起き習慣

TY(たこ焼き)方式生活改善法、最新版渦巻きリズム、徐々に絞り込み方式で「とっても良い子」なへたれな私の現状報告です。


今週の収穫は勝手に早く目が覚めるようになったことです。


以下8日月曜日以後の今週の起床時間です。


6:45
6:00
4:45
5:30
5:20
5:10
5:40


先週までは6時前に起きることはまずなく、目が覚めるのは6時半以後から前の日が遅ければ7時台というのが日常でしたし、朝のうちにあれこれやれればいいなといつも思っていましたが、新聞を読んでテレビのワイドショーを見て、出かけるしたくをして、出発時間という程度でした。


で、もちろん目が覚めるやいなや、用紙に列挙されている「毎日やりたい18項目」に1分ずつ着手し、徐々に取り組む時間を増やしつつ日常に突入して、という毎日が続きます。



桜井章一さんという「30年無敗の麻雀の鬼」と呼ばれる方がいます。最近は「編集者が来て、話を聞いて、勝手に本になる」らしく、著作も多数あります。


武術家の甲野善紀先生が、15年ほど前に「ものすごいマンガがある!!」と、桜井章一さんを主人公にしたマンガを読んで大絶賛。


そのマンガによると桜井氏は雀鬼会という会で「フィーリング麻雀」というのを実践している。そして、その雀鬼会ルールが(私は麻雀をしないので、用語とかよく分からないのですが)つもってから、(手元に一枚パイを取ってから)変わりに1枚、場に捨てるまでに2秒以上かけてはならない、というものでした。


つまり、取ったパイと手元のパイを見て、いろいろ考える時間をまったく取らない、というルールです。


頭脳を介入させないルールです。


ただいま実践中のTY式で、山のように用事を用意しているにもかかわらず、以前のめんどうくささがまったくなく、おっくうさがなく、次々にアイデアがわき、日々実践中のことが次第に洗練して合理的なものにじわじわと移行していく作用に、この雀鬼会ルールの現象が似ているように感じます。


優先順位を考えたり、緊急の用件を考える暇を与えずにどんどん着手していきます。次に何をやるべきかなどとあらためて考えたりするととたんに萎えるのに、機械的に瞬時に着手して実行という具合にやっていると、勝手に「次は何をやりたい」「やっておきたい」というのが出てきて、また先につながらないことが自動的にカットの対象になったりしていきます。


なるほど、やろうと決めるからできないと嫌な気分になるので、やろうと決めないでやったら良かったのです。世間の常識は「よく考えてやりなさい」であり「ちゃんと先のことを考えてやりなさい」であり「計画を立てなさい」です。


しかし、私の心身で実験する限りは、「考える暇があったら先に手をつけてみて、そこから流れに乗りなさい」であり「先のことを考えるのは後回しにした方がいい。やっているうちにふっとうかぶ将来のアイデアが自然に浮かぶのを待った方がいい」で「計画を立てるのは、実行しているうちに行動が乗ってきたら、自然に段取りを考えないといけない状況が出てくるので、その時に必要な計画を、やりながら修正されるのをあらかじめ予定に入れて立てる」が実感です。


休みの日に、なんとなく時間があっというまに過ぎて、「あー、だらだらすごしたー」という経験は過去に多数ありますが、先週あたりから休みの日に時計を見て「こんなにあれこれやっているのに、まだ○○時だ」という感覚を頻繁に味わいます。


●やりたいこと・する必要のあることはあらかじめ列挙する
●ひとつひとつ片付けないで、短時間片っ端から手をつける
●実行時間は列挙したリストの横に書きだし、合計時間も記入する
●それぞれの実行時間を次第に伸ばす
●途中から「これは今日はもうやらない」という雲行きになったものはやらない
●今日やるととってもいいぞ、という雲行きのものはやる


ざくっとこういう流れです。


明日はこの一週間で部屋がどれぐらい片付いたかのご披露の予定です。たぶん。


じわじわ片付きつつあります。