ユニックさん、お久しぶり

【11月3日】

道場に泊まり、夜明け前に出発でJRで彦根へ向かう。


滋賀づいているというか、ひこにゃんが俺を呼んでいるというのか、先週に引き続き彦根である。琵琶湖清掃は明日で、別件である。


今日は彦根の高取山ふれあい公園に、石巻での災害救援活動の同士、宮城・蔵王・森の楽園、石巻機動戦車隊(重機部隊)のユニック鈴木=とっちさんが、チェーンソーアートのイベントで滞在中なのである。

●鈴木さんが登場される「本職でボランティア」の連載回はこちら

http://d.hatena.ne.jp/meuto/20120522


会場のふれあいの森に着くと、とっちさんは竜神様製作の真っ最中。



ふたりが体を離しているのは、「ホントは仲が悪いから」ではなく、後ろの龍神様が見えるようになのであります。


しばし歓談の後、開会式が始まった。


このイベント、チェーンソーアートの大好きなおじさんが一同に集まって楽しくやろうぜ、というような趣旨であるけれども、加えて東日本大震災の復興支援のイベントにもなっており、大会での収益金の半分が、復興支援活動の活動資金として贈られるとのこと。


比叡山ドライブウエイさんからも、別途支援金の贈呈が贈られていました。




さて、大量にでる木くず、木っ端が会場で小型ドラム缶の中でたき火になって暖をとれるようになっているんだけども、その細長い木切れを何本かとっちさんがちょっと動かした、ら、0.5秒後には盛大に燃え上がった。


おおお、こんな整体がしたい。これが整体だ。


整える、ほぐすというのは手段の一つで、目的はあくまで全部きれいに生命を活かしきって残るのは灰だけというような生き方をする、というのが整体の全生思想である。


そうやって、今まで薪と炎ばかり見ていたたき火を見ると、今まで木と炎だけを見ていたけれども、とっちさんの一触を見てから、見えない空気の通り道を見てたき火を見るようになった。


下をぎちぎちにしては燃えない。上にふたをしても燃えない。


そういえば、和歌の浦の月の祭りで、ラビラビさんが歌ったら、数十人が踊りだした。私の背骨も勝手に進化体操をし始めた。歌に気が乗って生命に届いて活発になった。あれも整体だ。


うーん、あんな整体もしたい。


なんてことを考えながら、応募してきた各所に贈るベンチづくりをしているとっちさんに別れを告げ、午後の道場へと帰る津田であった。



彦根駅に行くと、ひこにゃんが駅前にいた。


先週十河さんらと「ひこにゃんをここで働かせれば、もっと人がくるはずだ」とひこにゃん拉致作戦を練りながら作業していた琵琶湖畔清掃部隊であった。


しかし、お城祭りの出陣イベントというようなものであったらしく、回りを甲冑武者に囲まれていたので、交渉することはかなわなかった。


琵琶湖清掃は本日。彦根港に9時集合です。


私は、進化体操特別講座 レベル1。10時開始です。