やりたくないことと割れた腰

十年単位で自分を振り返ると、やりたくないことは、本当に避けたおしている自分です。

したいことしかしていません。


学生時代ならそれもありでしょうが、齢50ともなると、家族も増え、仕事にも仲間がいるから、それではすまないことがたくさんあります。思いはあれど改善は進まずできていました。


それが…


今朝、唐突に、「やりたくないこと、避けていることを探して、積極的にチャレンジするぞ」と言う気になりました。


おおお、その手があったか。


やりたくないこと、避けていることを嫌々やると、結局は身体を壊すからやりたくない。できない。


しかし、やりたくないけど、やる必要のあることはあります。今までは結局は逃げていたということですね。


ところが、避けていたことこそやりたくなって、やれそうなやりたくないことを実行したら、それはやりたいことをやったことにもなるし、避けていたことをやったことにもなるではありませんか。


やりたくないことを自分を曲げてまでやりたくない、というポリシーはそのままで、やりたくなかったことをやれるのですから実にありがたい。


右横を見たくなかったら、左向きに90度ずつ三回体をひねったら、結局右横を向いているというようなものでしょうね。


以上の変化は、筆者が誰か偉大な人物に感化された結果だとか、すごくいい本を読んだとか、衝撃的な体験をした結果ではないのです。いつもと変わりない一週間だったのですが、ある朝、そういう気になっていたのです。


考え方を変えたのではありません。あるとしたら体が変わったのです。それまでと明らかに違うのは腰の弾力と動きです。


圧倒的に違います。


どんな腰かというと、進化体操公式ブログの二月七日の記事に、動画で登場しているお二人の腰、あるいはそれ以上の弾力に溢れた腰です。


下記ブログの四つ目五つ目の動画。超軟化腰

http://ameblo.jp/sinkataisou/entry-11465458912.html


『腰を入れる』という言い方がありますが、この腰の体感は『腰が割れる』『腰が分かれる』という感じです。


腰が左右二つに分離して、それぞれがしっかりと別のお仕事をするのです。しかし一つに協力して動くのです。そういう腰だからこそ、やりたいことしかしない、ということとやりたくないことをしたくなった、という相反する二つの要素が同時に共存できるようになったと思えるのです。


この腰になって、さらに新しい発想と行動をがあらわれたのですが、それはその後の経過も含めて次回か次次回に書けることと思います。