設定を変えたらいきなり動き出す単純なわたし

腰が変わって、感受性が変わり、というお話の続きです。


昨年のBK法(メモと時計を使った生活改善法)との出会いで、一日の時間の使い方がずいぶんと改善されてました。有害無益な時間が減り、前向きな時間が増えました。


それによって、専門分野の技術的なものの発見は多く、進歩は目覚ましく、進化体操も痛くない整体も今までの何割増の効果が引き出せるような展開がありました。しかし一方では、何ヶ月に渡って亀の歩みのプロジェクトも抱えています。


進化体操を多くの人に普及して行きましょうという機運が高まり、複数の仲間が生まれ、いくつかのプロジェクトが立ち上がりました。が… 進みません。


気がついたら何ヶ月もこう着しているものがいくつもあります。なんせ進化体操の家元?は私ですので、私が仲間にとって動きやすい提案なり働きかけをしない限りは、事態が動いていかないのです。


これではトップとして、責任者としては失格です。みんなの情熱が報われません。進化体操にも申し訳ないです。


そういえば、四柱推命によれば、私はトップとしてはあまり能力を発揮しないよなどと大昔に指摘されたことなどが思い出されます。ははは。


弾力のある腰になって、『やりたくないことがやりたくなった現象』の次に来たことを書こうと思うのですが、やった方法そのものは、大半の読者の方にはあまり参考にならないような気がします。それは、その方法が特別だからではなく、大半の方にとってはおそらく当たり前にすでに日々されているだろうことだからです。


ただし私にとってはとっても大きな変化をもたらしました。その方法で簡単な準備をした翌日のweb関係の打ち合わせが、ものの一時間で、先行き一ヶ月の具体的な仕事の割り振りや分担、締め切り、変更した場合の対応などがことごとく決まってしまったのでした。



何をしたかというと、トップ不適格な私には、その感性のままで頑張らせるのをやめて、私を、私というトップ不適格な人間の部下にしてしまったのでした。


で、トップの私が抱え込んだままいっこうに進まない複数のプチプロジェクトを変わって担当することになった部下になり、社員になり、スタッフになったという訳です。


みなさんの参考にならないというのは、そういう訳だからです。何らかの仕事をされている方ならどなたも当たり前にやっていることだからです。


しかし、無能ながらトップの私を上にいただいた私は、明らかにものの見え方が変わりました。


で、突然私の部下になった私は、自分の担当のお仕事を書き出し、一週間の各曜日に割り振り、それぞれの仕事の大枠を決めて打ち合わせにのぞんだのでした。すると一時間の打ち合わせで推定先行き一カ月ぐらいは、メールだけで日々のプロジェクトが改善されながら進んで行くという状況が突然にうまれてしまってびっくりしたのでした。


やったことは要するに、私はこういうスケジュールでこれだけのことに着手して、これぐらいのペースで実行しますということを明示しただけとも言えます。


それだけでwebを担当してもらうTさんがいきなり『たった今より走りだせますぜ』という反応だったのでした。


発想の転換をしようと努力をしたわけではないのです。腰が、腰の弾力と運動が変わっただけなのです。左右の腸骨が別々の動きをする体感が出てきたら、やりたくないと延び延びになっていることを、『やりたくないことを探してやりたくなった』という裏技でクリアし、『トップとしての不適格さでのこう着状態』を、『トップがだめなら部下をやれ』という裏技が出て、とにかく事態がいきなり動き出したのでした。


具体的には、その社員としての私の仕事は、週間9本の原稿を書かないといけないことになっていたのですが、打ち合わせ以後24時間以内に、なんと四本が出来上がっていたのでした。


発想の転換をもたらすものは、頭ではなく、身体感覚の変換こそ必要不可欠、を強く実感したのでした。そして身体感覚の変換は身体運動の向上によってもたらされるということを強く実感したのでした。


私には人並み以上の根性も意思力も才能もありません。ただ、それらがない、という自覚をするところから動き出すものがあることの強い実感はあります。


私はへたれです。ただしヘタレを自覚したヘタレは手ごわいのです。


野口整体創始者野口晴哉先生が腰について述べられていることについては次回位に…、書けるかな?


今回の腰は進化体操の5点押さえという技術で出てきたものです。進化体操以外でその効果に近づこうとするなら、スポーツでもヨガでも、思い切って力を抜くこと、肩甲骨や骨盤の形状を指でなぞるなどして明確に自覚できるようにすることなどがいいと思います。


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