BON 二回目会合議事録

南海トラフ巨大地震想定・防災減災救援ネットワーク

「BON」

前回発表の30の議案の中で、材料が出たことを書いていきます。

おおざっぱに言うと、設立呼びかけ人が、自分や家族の地元の行政や社会福祉協議会(災害時のボランティアセンターを設立する社会福祉法人)学校などとコンタクトを取り、情報を集め、関係を作り、それを発信する。次回報告する。あるいは議題として出す、そういう流れができました。


話しあった内容をそのまま載せると、個人名が出まくるので、Facebookとはいえちょっと控えた方もいいかなというので、そのあたりは基本的に伏せてあります。いらない支障をうまないためです。


あとは前回の内容でも、今回の30項目とつながることは挿入してあります。とりあえず、ざくっと3つ書きました。

余談

※前回からの動き。トッピーさん武ちゃん原付入手。武ちゃん、インフレータブルカヌーを入手。


【動きのあった議案】


2 災害時連絡を取り合うためえの緊急連絡先について

基本的に災害伝言ダイアル171を使うことになるのではと予想。各自が自分の電話番号で171に「私の安否。今どこで何をしている。どこで何をする予定」などを入れる。


つじもんから、2011年の熊野川の大水害の際に孤立集落での伝聞情報あり。電話も行政の防災無線もだめ。停電でテレビもダメ。(たぶんラジオは行けたと予想)なので、電源だけを確保してあればアマチュア無線があれば、外部との連絡が可能だったのではないか、ということでアマチュア無線の連絡網みたいなものに手を付けているとかつけようとしているとか。


津田のお義父さんが、アマチュア無線に詳しいので、そのあたりの話を聞いて次回に報告すること。


緊急連絡先、連絡方法ではない話だけど重要な現場情報なので載せます。つじもん報告のさきほどの熊野川町での話。水没して取り残された家屋の人を救助するのに、船もなにもない。唯一人を載せて浮かんだのが発泡スチロールを挟んだ畳(スタイロ畳)で、それに乗せて引っ張った。昔ながらの芯まで「わら」の畳だと浮かないけど、言い方は悪いけれども安物ほどしっかり発泡スチロールが分厚のでいざという時は安全ではないけれどもボート代わりになったという話。


6 行政との連携について


前回武ちゃんから報告のあった「事前に団体として登録しておけば、災害時に大阪府の備蓄している物資を配布することができる」という情報をトッピーさんが調査して報告。


制度としては3000人ぐらい登録している。ただし実質のお話しを伺うと、その中には実際に災害時に出動した団体はないと危機管理室のコメント。

で「災害時ボランティア支援制度」に大阪ダッシュ隊名で登録完了しました。これでBONのメンバーも大阪府の備蓄物資を配布する活動には公式に加われます。

この制度は、災害時に大阪府から協力依頼が来る、という制度。もともとは備蓄物資の配布がメイン。ただし、実情としてはボランティアセンター立ち上げなどにも協力してもらえる団体が必要だと認識しているのが担当の方の意識。

なので、実際に危機管理室との合同ミーティングに向けて日程など調整中。

過去、災害が起こってから駆けつけるというケースだと、ボランティアの窓口は社会福祉協議会がリードしていて、一般的な活動に制限されてしまう。そちらにも平時のうちに関係づくりをする必要もあるけれども、行政の危機管理室とも関係づくりをすることが重要。大阪府の場合を見るならそうなる。


で、そこの人から福祉課の人を紹介してもらって、そこから社会福祉協議会というのがラインになる。


トムが、昨日「和歌山でやる防災キャンプ」の関係で和歌山県社協の担当の方、市の社協の担当の方に挨拶回りしているので、その情報を津田へ。津田も地元和歌山での関係づくりに着手。話が進んでいたら次回発表。(前回の危機管理室では失敗しているので(苦笑)、社会福祉協議会では失敗しないように。

あとは和歌山大学の防災研究所の教授のお名前も聞いたので、大学でのことも伺えればと思っています。


19 この集まりの名前を何にするのか


南海トラフ巨大地震想定、防災減災救援ネットワーク」
が集まりの名前。団体というよりも団体のつながりの意味合いが強い。

愛称はBONに決定。

「防災・おやじと・仲間たち」の略です。

「ぼーっとしとったら、起こった時に、何ともなりまへんで」の略でもあります。


27 知的障碍者と身体障碍者の避難場所について

夢かぜ基金の人とこのあいだ震災関係のシンポジウムで一緒になって、あそこのもともとの団体の性格がそのあたりの支援だったはずなので、一度話を聞いてみます。って、これって武ちゃんと行くか武ちゃんに行ってもらうかした方が適役なのかな(津田)

今回はここまで。
次回は5月9日6時から。新大阪健康道場です。