神去なあなあ日常
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/05/15
- メディア: 単行本
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を読み、本日映画「ウッドジョブ 神去なあなあ日常」を観に行く。
映画VS原作はどっちがいいかというと、映画はもう一度観に行こうとは思っていないけれども、原作はたぶん読み返すでしょうね、という感じなので、そういう書き方をすると「原作を読んだら映画はいらない」と伝わるかもしれないけれどもさにあらず。
映画でなければ絶対に伝わってこないことがあった。
実際に木を切り倒す。150年ものの杉、さらにクライマックスシーンに切り倒されるご神木。
わ、切るの?ほんとに切るの?わー切っちまいやがった。
で、話はぶっとぶけれども、毎日ちゃんと神棚に手を合わせようと思った。水もちゃんとかえて、榊も人任せにするのはやめようと思った。
神とは生命であり、連続である。時間である。文字で書くとずれるけど、とにかく木を切るというところで、それもぶっとい木を切るというところで、日本人の精神性みたいなものがぶわっと来た。