安全です

災害備蓄食料や装備などについて、常々「防災セットを購入して安心して忘れる」よりも、少しづく買いそろえて、使いながら、食べながら改善していく、増やしていく、質を良くしていくという「循環方式」を提唱しています。


宮城のスマイルシードの黄本富士子さんも神戸の講演会の時に、「防災用の食料なんて美味しくないからダメよ。誰もそんなの食べたくないわよ。」と一刀両断されていました。


やはり「循環備蓄、美味しいものを食べながら、備蓄量を増やす」を2011年の強烈な実体験から語られていました。


ライト、ラジオ、充電器を兼ねたものを買ってみたら、ライトは弱いし、でかくってふだん持ち歩くには到底合わない。しかも携帯を手回しで充電するのは1時間ぐらいかかるというタケちゃんの実体験もあって、お蔵入りはしないけれども、携帯用としては没になりました。自宅用になりました。


そこで持ち歩き用として、ライトはLEDの小さいけれども「従来品の20倍の明るさ」というやつを買い求め、ラジオはこれも二回買い直して「ライターの大きさのラジオ」(実際はライターよりは大きい)に落ち着きました。(ライターサイズよりも大きいラジオは母にプレゼント)


で、先日カバンやウエストバッグの中身を点検していたら、ラジオはウエストバックに、イヤホンはカバンの中にありました。はい、買い直したラジオというのは小ささを追求した結果、スピーカーのついていないイヤホン専用のものになっていたのでした。


外出先での情報収集用ととらえたからでした。自分専用の情報収集用だからイヤホンで十分だと思ったからです。


危ないところでした。ウエストバッグのみで外出して時に災害が起きたら、ラジオはあるけれども、音は聞こえないところでした。


だから買いっぱなし、は信用がおけないというのです。(自分が信用できない)出したり、ひっこめたり、使ったり、しまい場所を変えたりしているからミスに気付く。使って使って、使いづらさを改善していく。


安全を追求するほど、安全だと言えなくなるのが本当です。安全だと言い切るためには、改善点を探すことをやめればいい。だから、安全です、と言い切る制度は信用ができないのです。皮肉なことに。


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5月25日、進化体操一日講習会!

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http://ameblo.jp/sinkataisou/entry-11850798782.html