制限をかけると動き出す

何かを決心したら、即座に実行に移せて、必要な量を必要な質で着々と積み上げて、目標を次々にクリアしていく。そんなことができる自分ならわざわざこんかブログまで書いて研究したりしない。


人は(少なくとも私は)、決心決意しても動かない。下手すりゃ決心しながら「どうせ、やらんやろうなあ」と思ったりしている。


だから精神力至上主義はずいぶん前にあきらめた。自分の反射を観察して、仕組みを作って放りこむ。ひたすらその繰り返しである。


そんな仕組みの一つ。やれと言われてもやらない。やるぞと思ってもやれない。そのくせ、やるなと言われればやりたくなり、見るなと言われたら見たくなり、開けるなと言われたら開けたくなる。つまり、制限すると欲求が生まれる。


やりたいことは一杯ある。やる必要もあることも一杯ある。だから最近は制限することにした。一日でやっておきたいことは数十個はある。予習、原稿、計画、連絡、提案、調べ物。一つ一つやっていったらすぐに飽きる。


ここ数日は10分ないし20分という制限をかけている。プランニングや連絡や調べ物などの短時間で済むものは10分、ブログの原稿など時間がそこそこかかるものは20分。最初に10分か20分かを決めてその時間が来たらとっとと次へ行く。


すると、その時間内にまとまりのあることをしようとする。この原稿も今書き始めて17分だ。あと数分で書き終える。だらだら書いていると40分や60分かかるのに。


今日はここまで250分の用事の片付けが終った。ちなみに3時半である。教室と道場の移動時間が長いせいもあるけれど、ざくっと20個ほど用事が片付いた。


決心なんか私には効き目がない。制限は効く。