あご

あごの使い方の工夫をした。


I藤さんのテニスが変わった。


22分走った。「それ」を使ったり、やめたり半々で。


やめたら、がくんとペースがおち、やるととたんに軽く速くなる。


それでも、走り終わった後の疲労感が激減した。それまでも「心地よい疲労」だと思っていたが、それぐらいで疲れるのは間違いだ、と言わんばかりの差があった。


人間の先祖が、まだ四つ足の獣だったころ、口は手であった。口は武器であった。


笑顔の口は、実はもっともかみつきやすい形だ。


そういうことが頭に浮かぶ。