【あなた、ずれてますよ! 後編】

●ずれの修正 腕編


何のずれを問題にしているかということをもう一度書いておきますね。

「私の腕はここにこんなふうにある」という意識と、実際に腕がある位置のずれです。実際と意識のずれですね。ないところにあると思い込んでいる意識を変えようとしても難しいです。なので「実際にここにあるでしょ」ということを、身体を通し脳にフィードバックする、という方法を取ります。

正解を上書きするわけです。


簡単です。輪郭を撫でればいいのです。


ちなみに身体各部の輪郭をなぞるという方法は、実はそのまま身体の調整法になるのです。
腰痛が消えてしまった人の話を先週書いたのはその一例です。

調整の効果を上げるには輪郭を描く方向に秘訣があります。漢字を書くときのような「書き順」が大ざっぱに判明しています。今回は腕だけですが、足も胴体も首も、「素敵な輪郭の書き順」があります。


腕の場合は、腕の外側と内側の輪郭でやってみましょう。

この場合の外側というのは、立った姿勢で腕を垂らして、その手のひらを正面に向けた形で親指側のことです。小指側は内側になります。


● やり方 ●

(1)親指を上にした状態で「前に習え」のように腕を先方に伸ばします。
肩の付け根のこんもりと膨らんだ筋肉「三角筋」は避けて、そのすぐ下の肉の薄いところから、親指の先端まで2秒〜3秒かけて手のひらでていねいになでます。

前にならえをしている腕の上側です。
5回〜10回ぐらいやってください。


(2)次に小指の先端から脇の下に向かった「腕の内側」に当たるラインを同様になでます。
腕の下側になります。左右の腕を比べると歴然と力みが抜けてさわやかで軽くなっています。目をつぶってのずれのテストをしてもずれが減ります。


ものすごく簡単なセルフ整体です。どうぞ!


【新大阪・東京で開講】
何事もやってみなくちゃわからない
進化体操・とろける整体・電動アシスト付で一日で修得PM速読
6月〜7月の予定

http://ameblo.jp/sinkataisou/entry-12040928579.html

【あなた、ずれてますよ!】

重症とは言えませんが、腰痛がきれいに治りきらない人がありました。

その方があることをしたとたんに、日常の動作の中で感じていた違和感がいきなりなくなりました。食器洗いや掃除機かけの中腰などの時にあった腰の痛み、違和感がいきなり消失しました。


ある「意識のずれ」を修正したのです。正確に言うと「意識と実際のからだのずれ」です。

こう書くと難しいのですが、実際の「修正作業」はものすごく簡単です。(最初だけは人に手伝ってもらった方が分かりやすいです。ずれとは何のことなのかが分かればあとは簡単です。)ただ、その簡単に気づくことができるずれを何十年も、あるいは一生引きずって不調をかかえるなんてとてももったいないことです。


ずれというのはどういうものか、簡単な実験をしてみて下さい。


1:目を閉じたまま、曲げた腕を胸から少し離れた場所に出します。 

2:そして、その曲げた腕の形を見えているかのように思い浮かべます。実際にここに肘がこんなふうに見えて、ここで手首がこれぐらい曲がっていて、手のひらがこんなふうに見えている、という景色です。 

3:実際に首を動かして「肩はこんなふうに見える、肘はこんなぐあい、手首と手のひらはこんなふうに見えている」というのをそれぞれ思い浮かべてください。

4:それでぱっと目を開けて実際と比べてみます。すると思い浮かべたところに肩やひじや手首や手のひらがありません。「ずれていません」という人もあるかもしれません。


ただし「ずれていません」にも二種類あります。

一つは身体運動のかなりの達人の場合。

この場合は腕・肩・背中などにはほとんどこりもこわばりがない、という人です。動いて疲れず、スポーツの上達も早い。


こわばっているにもかかわらず「ずれていない」という人は、目を開けた瞬間に自分がさっき思い浮かべていた景色と、実際に見えている景色を瞬間的にすり替えた人です(笑)こちらの方がたちが悪い。そして修正することでものすごく体調が良くなる可能性を秘めている人です。


簡単な修正法は次回で紹介します。

60代女性 45分で4倍読むのが速くなったPM速読

ものすごく確実な速読修得法を紹介できることになりました。

シンプルに言えば、今まで通り読書をしたら、それがそのまま速読トレーニングになってしまい、名人達人にはならないけれど、今までの5倍〜10倍ぐらいなら十分可能になってしまうという方法です。


※ ※ ※


私自身速読の本は20冊ぐらい読み、そういう教材も買い、あれやこれやで日本人平均の10倍ぐらいの速さでは読めるようになりました。

そして、それが基礎になって前の記事に書いたように、「記憶速読法」という形で「初歩の速読と記憶術を組み合わせたらすごいことになる」ということにもなりました。

そして、最近の記憶速読の講習して分速3000字とか4000字という方もつぎつぎ誕生していますが、トレーニングが習慣化しないで、停滞する方がいるのも事実。残念な思いをしておりました。

それが・・・


●ふだんどおりの読書がそのままトレーニングになる!

画期的に速読の力が増す「トレーニング機器」が見つかりました。速読ソフトとか速読ゲームとかではありません。全く違う目的で市販されているありふれた電子機器です。

あまりに簡単に効果が出るので、周りの方々にも協力してもらって確かめました。特別なトレーニングをするのではなく、通常の読書のときに、その「秘密の電子機器」を併用して、簡単なコツを実行するだけです。

あなたがそれを使って読書すると、自然にスピードが上がります。あるいは今までよりも格段に速い速度で読んでも意味が取れると言います。

記憶速読講習会でも使ってみました。講習会には出たものの、実はあまり本気ではなく、講習会が始まった段階では

「私は場違いなところに来てしまいました」

などと嘆いていた60代の女性がおられました。その電子機器を使って4セット45分のトレーニングをしてもらいました。結果は

分速600文字 → 分速2400文字
にアップしました。かえって意味が分かるというコメントまであったくらいです。


また速読経験者の別の60代の男性から、こんな感じのメールがありました。

◎60代男性・記憶速読講習体験者

「今読んでいるのは1行が47文字の文章です。
ほぼびっしり字が詰まっています。

普通に早く読んだ場合1,412文字でした。
速読で読んだ場合2,273文字でした。
PM方式で読んだ場合、4,278文字でした。

今日からPM方式を書くことに応用しています。
今までだったらのんびり考えて書くのにずいぶん時間がかかっていました。
PM方式を利用すると3分の1位の時間で書けるようになります。
いろいろ試してみたいと思います。」


その秘密の(笑)電子機器を使った「PM速読法」の誕生です!

器具というのはありふれた電子機器で安いです。2000円ぐらいです。小さいです。薄い文庫本を半分に切ってさらに細くしたぐらいです。携帯できます。電池式です。

今までの速読トレーニングに加えると、短所が消えて長所が伸びます。ページめくり訓練などとの相性も抜群でした!併用すればさらに効果的だということです。

過去の講習でも「既存の速読トレーニング法」は、短時間やるだけで読書速度は簡単に上がりました。だからトレーニングを続けている人は着実に上がって行っているようです。ただし、ふだんの読書で速読をしないで「今までの読み方」をすると速度が下がってしまいます。残念なことにこの「過去の読み方に引き戻す力」がけっこう強力です。

PM速読は、この「過去の読み方に引きずられなくなる」という部分が決定的に変わります。もう下がりません。

ふだんの読書で速度が落ちません。ふだんの読書そのものをことごとく「トレーニングらしくないトレーニング」に変えてしまいます。読書しながら読書スピードを無理なくゲーム感覚で上げていけます。

もちろん、内容の理解は落ちません。4月23日の講習では、「遅く読んでいた時よりも内容が分かるようになった」という声も複数あがりました。英語を読んでも効果がありました、という声もありましたが、私自身がふだん英文を読んでいないので、これに関しては「ありえるだろうな」にコメントはとどめていきます。


●実力が、毎回数字で解るトレーニン

しかも、自分が今分速何文字で読んでいるかということがかなり正確に分かる器具でもあります。結果を手帳にでも記録しておけば、ゲームのスコアを上げていくように楽しみながら読書スピードが上がります。

いいことづくめです。この方法を学び、簡単な器具に手助けしてもらうと、毎日読書をしさえすれば読書スピードは確実にあげていけます。効果はいきなり出ます。そして一週間やってみれば、確実に目の反射や脳の使い方が変わったのを感じます。


●私の読書は

私の経験です。新方式(PM式)を始めて6日目のことです。通勤の南海電車の一時間で5冊読みました。繰り返し読んでいる本なのではじめて読む本に比べれば速く読めるという背景はあります。でも読み方としては、すべての行を上から下までくまなく目を通しました。以前よりも緻密に読んでいます。それでも5冊読めました。

7日目には同じ一時間で3冊を繰り返し二回ずつ、のべ6冊読みました。1時間の記録としてはもちろん過去最高です。

余談ですが、カバンに本を入れ過ぎて、その日リュックの背負いベルトがちぎれました(笑)。

4月23日の速読講習の途中でどなたかが漏らした一言。

「こんな簡単な方法をどうして今まで誰も見つけなかったんでしょうね」

同感です。あまりにも簡単です。なのでネタばらしをしても本気にしない人が多いと思い、あえてぼかして書いています。それとやはり少々のコツはあるようです。PM速読参加のみなさんにも確認しました。やはり解説と誘導があったからこそ、一日で身についたと言われました。

【6月16日に追記】

講習時の伸びでも6月8日の一日講習では、なんと5時間で19倍に速く読めるようになった方も登場しました。

受講された方から、その後のいい報告をお聞きするようになってきました。

何のセミナーに行っても続かなかった私が、一か月以上続いているだけでもすごいです、ともお聞きしました。毎晩やっていますけど、眠くなるまでの短時間です、と申し訳なさそうに言っている方の、よく話を聞いてみるとその速度は日本人平均の10倍以上です。10分で眠くなっても以前だったら1時間以上かかったところまで読んでいます。


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PM速読法 一日講習会

一日講習やります。
名付けて「PM速読法」

PMとは何か??
それは当日明かされます。

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【PM速読法講習会】

講習中にまったく効果がなければ全額返金します!

★7月20日(海の日)新大阪健康道場にて
 10時〜3時30分(昼食休憩含む)

★7月12日(日)東京都内 会場未定
 10時〜3時30分(昼食休憩含む)

 一般30,000円
 ※講師・津田啓史の各種講座体験者は割引があります。申し込み時にご確認下さい。

再受講5000円です
  申し込み時に申し出ください。

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ごくごくまれに、電子機器の「音」が生理的に合わない人があります。そういう体質の場合やまた聴力にハンデがある場合にはこのPM式は合いません。

講習を受けていて、そういう「体質的に合わないタイプ」だと分かったら全額返金します。そういう恐れがある場合は、最初から参加を見送られた方がいいかもしれません。また受講当日も変化なく、受講後にも毎日PM式で読書をしたにもかかわらず、いっこうに速く読めないという場合も、全額返金しますのでお申し出ください。

受講後にご自分でトレーニングを続けていけるように「秘密のトレーニング機器」希望者には2000円でお分けします。ただし数量に限りがあります。


定員先着10人程度まで。基本申し込み4名以上で開講します。

【申し込みアドレス】

hirofumimeuto☆docomo.ne.jp
(☆を@に変換してご連絡下さい。)
津田啓史

一か月で200冊(回)の本が読める!?記憶速読勉強法

一か月で、30数冊の本を、多い本は100回以上、少ない本は1回だけ、合計で200回から300回、読み返す+内容を目次に沿って正確に思い出すという読書法・勉強法。


これが今年になって私の日々の生活に起こってしまった状況です。

2015年4月5日と4月23日の二回。この「記憶速読」の一日講習会(10時〜4時 新大阪健康道場)
にて行います。

新大阪健康道場のアクセスマップはこの記事の末にあります。



興味のある方は以下をどうぞ。



世に「速読術」」というものがあります。名人になると一瞬で写真のようにページを読み取り、景色を思い出すように内容が思い出せると言います。筆者はもちろんそんなことは・・・できません。それよりも実用的な簡単な速読法を練習してみました。確かに、日本人平均の3倍から4倍程度にはなりました。そこからの壁が超えられません。上達は止まりました。やらなくなりました。


世に記憶術というものがあります。50や100の単語を瞬く間に覚えて、いつでも正確に思い出せる。一夜漬けでも試験は満点。東大の文学部に進学して、在学中に司法試験に合格して弁護士になった。私が読んだ記憶術の大家はそんな略歴でした。

学んでみると、確かに覚えられるのですが、著者が言うレベルは遙か遠く。受験にはまったく使えませんでした。やらなくなりました(笑)


【ひとつひとつのレベルは低くても組み合わせるととんどもないことに】

十数年の時を経て(笑)、偶然その二つを合わせてやってみました。

正確に言うと私の本職である身体運動指導。特に野口整体の活元運動に代表される「無意識運動」とそのための「反射原理」と合わせてやってみました。

そしたら、、、爆発したのです。まさに爆発と言いたくなるような脳内革命、行動革命、生活革命が起こりました。

100点満点で20点レベルの速読と、20点レベルの記憶術。それが一気に満足度120点ぐらいの状態になり、しかも超えられなかった「速読」「記憶術」上達の壁をいつしか乗り越えて、じわじわと速読も記憶術も上達し続けるという状況になりました。そして今も上達し続けています。


それが「記憶速読」です。

基本的な枠組みができるまでにかかった時間は10日ほどです。それも試行錯誤しながらです。内容が整理された現在では一日の講習で身に付けることは十分可能です。そして枠組みが身についたら、あとは実行した日にち、実行した時間の分だけ上達してしまうようになっています。


【記憶速読とは?】


一言で言うと

○ これは是非身につけたい、という既読の本で、内容のあまり難しくない本を選んで
○ 目次と小見出しを30分以内に記憶術で「ざくっと」覚えて
○ 繰り返し速読し、時間のある時に目次に沿って内容を思い出す。


こういう方法です。これがスタートの形です。この方法で始めると、記憶術も速読術も本に書かれている内容のマスターも、相互作用で好循環が働き、それぞれ一気に上達のハードルが下がり、そして「覚えたい本の内容」が体に飛び込んでくるのです。


【私のスタート】

本の構成(目次・小見出し)をほぼ正確に暗唱できる本が最初の20日ほどで二冊になりました。ものすごく楽しくなったので次の20日で5冊覚えてしまいました。4日に一冊です。目次を覚えるために必要な時間は、小見出しも含めて100項目前後で30分ほどです。(本によって難易度はいろいろですけど)これ以上時間をかける必要はありません。もっと短くてもいいかなと思っているぐらいです。


目次と小見出しを覚えてしまった本を、速読するとどうなるか。いつでもどこでも内容がノートを開いたように思い出せるのです。気に入ったところ、印象に残ったところを思い出す、ではありません。最初から最後までその本の構成に沿って正確に思い出せるのです。


すると、入浴中、犬の散歩中、通勤、移動。一人の時間にいつでも思い出せるのです。すると、もっと詳しく覚えたいところ、理解したいところ、部分的には思い出せないところが出てきます。そこを超高速、高速、じっくり読みと自由自在に速度を変えて読み返します。


読み返しの行為自体を「速読スピードを上げるトレーニング」として「超高速読み」し、覚えそこなったところをピックアップして記憶に貼り付けるために「高速で読み」、理解を深めるためにじっくりと読む。


ちなみに現状の私ですが、余白の多い実用書だと、じっくり読んでも1ページの平均が3秒ぐらいになります。250ページぐらいの本なら12分で読み返せます。速読力を上げる目的で高速読みのギアにすれば8分ぐらいになります。この時間で一冊が読めると、ほんとにちょっとした空き時間で一冊を理解しながら読み返すことができます。


みなさんも、この「記憶速読法」のやり方に沿ってやればその「じっくり読む」という速度自体が、それまでの3倍や5倍にいつのまにかスピードアップしている、そういう循環になるのです。

【苦笑】


ただし、私は電子書籍を使っていないので、今リュックに7冊の本とウエストポーチに3冊の文庫本が入っています。一度にたくさんの本を記憶速読の対象にすると、何回も読み返したくなるので、荷物がやたら重たくなります(笑)。でもそれがまったく気にならないぐらい、勉強が楽しいのです。


【記憶術も今なら簡単】


筆者が記憶術の本を読んだのは30年以上も前です。その後時代は進歩しました。実はいま多くの人が持っているスマホやiPadなどを使うと、本の目次記憶が実に簡単になる方法を見つけました。専用のアプリなどではありません。なじみになっている通勤路などの写真をカシャリと撮るだけです。覚えて忘れない街並みの景色に、まずは目次の内容を貼り付けるのです。読み返すたびに本の内容をより細かく貼り付けていくことができます。

この方法だと少し慣れれば100項目の目次小見出しなどは30分以内に(キーワードレベル)で頭に入ります。(目次の文言が正確に思い出せるのはあとでいいんです)


【速読法も記憶速読法なら簡単】

速読の上達には右脳的機能の開発が欠かせません。以前なかなか上達しなかった筆者の上達の壁一つがそのあたりにあったようです。理屈の多い左脳型です。ところが進化体操研究中に生まれた「ある場所にある形のテープを貼る」というテーピングでいきなり視野が広がり、高速読みを可能にする右脳を活性化する方法も見つけました。


〇すでに読んだことのある本で、覚えたいという気になる本を選ぶ
〇目次を覚えてから読む、思い出すという循環に乗せる
スマホを使って目次記憶を簡単にする
〇テーピング他を使って速読のハードルを下げる

この順番でやれば、誰でも半日の講習で最低でも目次20〜30項目の記憶、読書速度の2倍から3倍へのアップは可能でしょう。(という数字はかなり低く見積もって表現しています)

はい、続けていけばいくほど、目次の記憶術もうまくなり、読書速度も上がるという方法です。


そうやって慣れたら、新しい本に対象を広げていけばいいのです。というか勝手に向かうと思います。楽しいですから。


【私の現状あれこれ】

本の文字数というのは本によってずいぶん違いますが、見出しが大きく、余白の多い実用書レベルでは、私は今2秒〜4秒ぐらいで内容がほぼわかります。


昨日は7冊目の目次を覚えたのですが、見出し51項目を覚えるのにかかった時間は、喫茶店で23分でした。その後2回復習して30分後に店を出て電車に乗りました。移動の電車の中では9割がた正確に思い出せました。その日のうちに二回速読しました。一日半たった現在、目次番号の何番目は何について書いた箇所かと聞かれても、9割は思い出せます。


あとはさらに読み返すたびに、頭の中のノートに緻密に内容が貼りついていくばかりです。

読み返す速度は、その本の場合1ページじっくりで3秒です。さっさと読むなら2秒です。



【やや詳しく現状の私の状況】

多くの人に同じ喜びを体験してもらいたいなと思うのでこの文を書いています。そして目に止まってもらわないといけないので、インパクトが強めのタイトルを付けました。

一か月に200冊(回)と書いたのは本当で、本の一冊分の内容を読んだり一冊まるごと目次に沿って思い出す回数をのべにすると一日7回(月210回)どころではありません。サウナや温泉に行って、浴室に入って出るまでの時間だけで頭の中で6冊の本の復習をしたりしています。一日10回どころではない日の方が多いです。だから一か月では200回というのは実際には低い目の数字です。

もちろん、別々の本を200冊読んだわけではありません。たくさん読むことが目的ではありません。身について実行するための勉強です。後述しますが、この記憶速読の方法だと「本に書かれている内容がいつのまにか生活や仕事の中に落ちてくる度合いが圧倒的に高い」のです。

だから、昨日は7冊目の本の目次小見出し51項目を丸暗記したのですが、本当はもう少し減らして、3冊ぐらいを毎日高速で読み返すようにした方がいいかなと思っています。身につくたびに次の本に向かうという方法です。

ただ、あんまり簡単に覚えられるものだから、ついつい覚えてしまいました。実際、一か月に一冊のペースでも一年後には、「完全に覚えていつでも内容を思い出せる本」は12冊になります。一か月で2冊なら年間で24冊になります。ものすごい財産になることは容易に想像できると思います。

でも、あなたが本当に身についた時に見える景色はそんなものではありません。
たぶんもっとすごい。


【楽してなんでもできる方法ではない】

これは決して夢のような超人的な能力ではないです。「一ページを一秒で写真のように記憶するという方法ではありません。100の単語を数分で覚えるという記憶術でもありません。字の細かい詰まった本なら読むのは遅くなるし、100の目次は30分ほどかかります。


体得するためのハードルを少しずつ下げる方法を組み合わせると、それまでなら考えられなかった努力が、努力している自覚なくできる方法だというだけです。うーん。三角形のタイヤでものすごく走りにくかったのが、六角形にしたらいきなり高速で転がりだしたという感じですね。


机にかじりついて一日10冊の本を読んでいるわけではなく、移動、通勤する電車の中で、犬の散歩中に、入浴中に、コーヒー一杯飲む間に、何冊分の内容を思い出したり覚えなおしたりしているということです。

だから、結果的に勉強している時間はすごく長くなります。勉強している量もすごく多くなります。密度が濃くなる分、それ相応の成果が出てくるというわけです。



【記憶速読をしてわかったこと】

おそらくこの文の読者のみなさんも、下記のようなことは想像できると思います。


〇その本の著者の、その本を丸ごと一冊を使っての「読者にこう理解してほしい」という意図がくみ取れる
〇著者の思考パターンそのものが理解伝わってくる。
〇内容の理解が深まり、誤解や読み落としが減る

はい。もちろんそうなります。でも実際に続けている過程での実感は、上記の言葉では足りません。
痛感することは

〇本に書かれている「実行するように勧めていること」の実行度が桁外れに高いのです。それも「やるぞ」と決意するステップ抜きに生活の中でいつの間にか実践している。仕事の中身に入り込んでいる、

ということです。
「この本に書かれている中身を実行したらいいだろうなと、思うだけでやらない。一つか二つやろうとしてすぐに挫折する」そんな体験は山のようにしてきました。知っているだけでもましだなどと自分をごまかしましたが、やはりごまかしです。

知って実行して続けて身についたのがその本の著者が語っている世界です。読んだだけではほとんど価値はありません。理解もできていません。ところが記憶速読すると、実践実行する度合いがとにかく高くなるのです。


最初に覚えた本は通算100回の読み返し思い出しになるのですが、その本の中身の70%以上がなんらかの形ですでに生活の中に入り込み、習慣化しています。そんな本が今着々と増えていっています。



【メンタル面にもいい影響】

さらに
〇覚えたことを思いうかべる

という習慣によって得たもの。とりとめなく何かを考えている時間というものはけっこうありました。何かをやらないといけないにもかかわらず、いつのまにかぼーっとしてそうなってしまうということもありました。

そして、その時にたまたま他から理不尽な難題を持ち込まれていたり、面白くない対応を受けたりしていると、ずっとその「重たいこと」がなんら解決策に至らないまま同じことをぐるぐると考えていたりしました。


現在は、時間があいたら、あるいは何かをしながら「これは!という本」の中身を頭に思い浮かべると言うことをやっているので、つまらないことをで頭の中を延々いっぱいにするということがほぼなくなりました。


【文章を書くのが速くなる】

読むのが速くなることで、思考する速さや決断する速さが速くなるというのは想像がつくと思います。書くのが速くなるのにはびっくりしました。

これは「本の内容の思いだしトレーニング」の効果のようです。

目次のキーワードを短時間で思い出すという方法もあれば、一つ一つの小見出しの内容をじっくりと文章にして思い出すという方法もあります。じっくり思い出す時には、自分の言葉で語ることになります。つまり頭の中でずっと本を書いているのと同じになります。つまり思い出す訓練がそのまま頭の中で文章を書く訓練にもなっていたのです。

細かく書けばまだまだすごいことになっていますが、長くなりすぎるのも良くないのでここで本文は終わります。



【3月4月に、この方法を公開します】

5月以上の定期開催はしばらくない可能性があります。5月までは開催したのち、ノウハウをまとめて秋以後にさらに整理ができた状態に移行します。なので、4月5月以後はしばらくなくなる可能性が高いことをお伝えしておきます。


一人も挫折しない、もらさないで身に付けていただきたいので、参加希望の方にはいくつかお考えいただきたいことがあります。


【参加資格・お願い】


とりあえず興味本位だけの人は今回は見送ってください。
それが何であれ勉強して現状を変えたいという方に参加していただきたいです。

この本を身につけたいという「最初の一冊の候補」が一冊もない人は今回は見送ってください。できれば2〜3冊用意していただいて、持参したものをこちらで拝見して、速読と目次記憶との相性をアドバイスしたいと思います。一番相性のいい本でスタートしましょう。

一日に通勤通学買い物移動、入浴、くつろぎなど、「一人になれる時間」がほとんどないという方は向いていません。さらにそういう方にも可能なようにノウハウが洗練されるのをお待ちください。

同様に一日中車の運転だという方も不向きです。徒歩や電車などの時間が長い人には抜群に向いています。運転中は意識がそがれるので、車の中にいる間にやろうと思っている方も今回は見送ってください。安全運転してください。


【大人こそ学びが必要だ】

記憶速読をやってつくずく痛感しました。大人こそ学びが必要です。受験勉強のように「合格」という実態のないもののためには長時間莫大なお金も費やしているにもかかわらず、社会という実生活に身を置いた時には、あまりにも不勉強だといえないでしょうか。

実体験、社会体験、自分の仕事などがある人ほど勉強が必要でかつ有効です。なぜならそれを「使うところ、機会、場所」があふれんばかりにあるからです。

あなたが何かを本気で身につけにかかったとたんに、世間の見え方が変わります。行動が変わります。そして未来が変わります。



【記憶速読一日講習会】

大阪市淀川区西中島4丁目2-8
YS新大阪ビル301号
新大阪健康道場

新大阪健康道場

アクセスマップはこちら
→ http://tsuda-seitai.petit.cc/muscat2/



講師 津田啓史

4月5日日曜日 10時〜4時(昼食休憩1時間)
4月23日木曜日 10時〜4時(昼食休憩1時間)
※開場受付開始は9時半です。
どちらか一日です。ただし、5日受講された方が23日を再受講される場合は、今回に限り3000円で再受講できます。

申し込み締め切り
4月5日開催分 3月28日
4月23日開催分 4月17日

ただし定員申し込み先着12名
3月受講生の方々から再受講の申し込みが入り始めました。なので再受講の方が多い場合は、この定員わくはとても狭くなります。

定員になりしだい締め切ります。

参加費(開講記念特別価格)
一般2万円
進化体操体験者15000円
とろける整体・進化体操五か月講座体験者10000円

たぶん、この値段でやるのはこれ(2015年3月〜5月)が最初で最後です。

特典
事前メールによる「予習セミナー」5回
事後復習メールセミナー(3月受講組・実施中)


申し込み
cym04552☆nifty.com

☆を@に変換して使ってください。
参加費の振込み先を返信します。
振込みが確認できましたら、事前メールセミナーを開始します!

では、記憶速読で2015年を「信じられないぐらい人生が変わるきっかけになった」にしたい方のお申込みをお待ちしています。

受験指南書を仕事術ガイドとして読む

少々の故があって大学の受験勉強の指南書を読んでいる53歳の筆者である。


改訂版 E判定からの大逆転勉強法 (高校学参)

改訂版 E判定からの大逆転勉強法 (高校学参)


まだ詳しい事は書けないけれども、(ずっと書かない可能性もあるけど)実際問題受験勉強というものはどういうものなのか、ということを調べる必要があって購入した。自分には縁がない大学受験なのだけれども、二回三回と読み返すうちにどんどん面白くなっている。


春からの展開の一環として参考資料程度だったのが、そのまま春の企画の骨子を考えるための重要参考書となり、秋ないし来年あたりまでじっくり温めている企画にもぐいぐい影響を与え始めている中年男性にとっての「大学受験指南書」である。


受験勉強というのは何か?


目的に応じた準備をするということである。相手(志望校)が求めてくるものを予測して対応する能力を養っておく、と言うことである。本番当日に実力がもっとも発揮できるような状態に持っていくための時間の過ごし方をし、トレーニングをするということである。


そうとらえると、あらゆる仕事にも使える機会はぞんぶんにありそうである。こんないいもの、その値打ちもわからない18歳の若僧に独占させるべきではない。


なんとなく「仕事はシビアじゃ」なんてうぬぼれていたけれども、受験勉強に比べればマイペースでのんびりしているにすぎないな、と感じる読後感。(事業に失敗したら首をくくるなんてシビアな面はもちろありますが、日々の時間の過ごし方のような意味でのんびり)


もちろん「数学脳をつくるには?」とか「英語を制するものは受験を制する」というような内容そのものは今の仕事にはほぼ関係ない。


ただし、その「英語」とか「生物脳」とか「古文センス」というような主語を、「椎骨」とか「整体の基本パターン」とか「身体状態の観察のセンスを養うには」というように読み替えて、もう本当に面白い。さらにいろいろと読み替えまくりである。


この本によると「実力アップの秘訣は難解な参考書の読破にはなく、薄っぺらく簡単な参考書・問題集・単語集などの徹底的な反復、完全なマスターにある」という。イメージ的には至極納得。では整体の「薄っぺらい参考書」に当たるものは何か。「基本的な単語、熟語」に当たるものは何か。


受験当日というゴールを、日程的なゴールがない毎日の仕事の中ではどう置き換えて設定するか。あー、楽しい。


ビジネス書、自己啓発書など「仕事の仕方を書いた本」で仕事の仕方を勉強するのもよかろうけれども、大学に入学するためだけに書かれた本で仕事を勉強する方が「じゃあ自分の場合はどうするか」という具体策をいやでも考えないといけないから、かえって脳みそが使われている気がする。


という漠然とした受験指南書の参考書適使い方以外にも、もうちょっと直接的な使い方も近々する予定である。いかに使われたかは、秋か来春の発表になろうかと思う。お楽しみに。

ご無沙汰しております

気が付けば、大変長らくブログがお休みになっていました。


身体を壊したわけでも、トラブルがあったわけでもありません。逆に非常に調子よくいろいろなことが変わりつつあります。それらの対応を追いかけておりました。

もうしばらくで、方向性がはっきりし、いろいろと発信していくことになると思います。


おそらくあと二週間か三週間後ぐらいになるかと思います。


が、最近は展開がものすごく早いので、もう少し早くなるかもしれません。


昨年には予想もしていなかった展開に進みつつあります。


やることが多すぎて優先順位がつけられない時どうするか その3

【私は怠け者だと認める】


優先順位の考え方に「重要度の高いもの」「緊急性の高いもの」などを掛け合わせてやるなど考え方としてすばらしいものがあるが、実感としてもろ手を挙げて賛成できないのは、仕事をする際にその背景にある「なまける」「手を抜く」というつねに私自身に存在している要素がかえりみられていないということである。


重要で緊急なものから順に手を付けていけばうまくいくという考え方は、処理能力は機械のように一定だから、そこで「すぐに売れて」「高く売れるもの」から作っていけば、儲かるよと言っているのである。


残念ながら私はそのようにはできていない。


質の高い仕事を一つ片付けると、「やったぁ!」と安心して怠けるなど日常茶飯事である。緊急性の高い仕事とは十二分に承知しているけれども、アイデアが浮かばないで何も手が着かずに、そのタスクを優先順位のトップに持ってきているから、あとの仕事が一切動かないというようなことこそ私の足を実際問題として引っ張っている。



【改善し続ければいいのだと開き直る】


私にとって必要なのは、ポンコツ自動車をだましだまし走らせるがごとく、エンストしてしまわないことを最優先として、その中に緊急性重要性の高い仕事をこっそりと入れて、つぎはぎだろうと何だろうと終わらせ次につないでいくことである。


そうである。凡人にとってはエンストせず、脱輪せず、コースアウトしないことが最優先なのである。そういう前提で山積みされたお仕事の何から手を付けるのかというこの原稿のテーマに戻る。


緊急性の高いもの、重要度の高いもの、とりあえず手を付けやすいもの、終わらないけれども今すぐ手が付けられる部分があるもの、ルーチン的なもの、作業的なもの、プラン的なもの。何に手を付けたらいいか絞れない。手が付けられない、はかどらない。どうする。



【とりあえず複数手を付けることを並べる】


一つに絞れないなら、片っ端からやればいいのである。といっても一つ一つ終わらせたのでは今までと同じである。片っ端から手を付けると考えを変えてみる。


ただし多少の絞り込みはやった方がいい。3つから5つぐらい選ぶ。何もベストな選択である必要はない。私には本当に優先度の高いものは何かを見抜く力はまだ足りないというスタート位置を取っているから、気楽にやればいいのである。今できる必要はないのである。できるようになる方法を選ぶのである。だから、とりあえず手を付けるものが複数あればいいのである。



【ごくごく短い時間で始める】


今、この場で動かないでできるもの5つ絞り込んだとする。それらを順にやる。考えないでいい。とりあえず手が着けられるものから始めればいい。ただしコツがある。1分しかやらないのである。


5分あれば全部着手できる。ものによってはパソコンの電源を入れたソフトの立ち上がりを待っているうちに時間切れになる。全然かまわない。切りのいいところで終わらない。時間にリードさせるというのが立ち上がりのルールである。


1分ずつ増やすと集中が途切れない人は、1分ずつやればいい。1分、3分、5分、7分でもいい。1分、2分、4分、8分、16分でもいい。とにかくふだん考えられないペースでどんどん次のお仕事に移っていってしまう。これをAKB仕事術では「ヘビーローテーション方式」と言う(冗談)。


とにかくそうやってぐるぐる回しながら、思わず自分が没頭してしまうリズムを選べばいいのである。


仮に1分、3分、5分と三巡やったとする。各タスクを9分やったことになる。このあたりまでくればどうなるかと言えば、簡単な「今日やる必要のあることの書き出し」のような単純かつ短時間で終わるけどする必要のあることなら終わっている可能性があるし、原稿なら書きたいことが浮かんできて「乗っている状態」かもしれない。逆に「いまはとても書けない」ということがはっきりするかもしれない。


終わったお仕事というのは、それ以上「時間票」を集められないのだから「落選」である。そして残ったお仕事というのは、ぐるぐる回しているうちに客観的主観的に比較していることになる。



【続いていく方向に微調整し続ける】


客観的というのは「今やるべき重要な仕事かどうか」であり、主観的というのは「今自分がやれるか、乗れるか」という手ごたえのことである。頭が「この仕事が大事だ」と判定しつつ、身体が「このお仕事今やると乗っていけるぞ」というのを感じているのである。


そうやって片付いたお仕事が選挙戦から脱落し、絞り込まれつつ時間票を集めていくのである。すると、乗っている仕事はついつい時計を見るのを忘れて制限時間を超えてしまうという現象が現れる。票を集めてしまうのである。あるいは逆に「今これをやるべきタイミングじゃないぞ、これは明日でいいぞ」と没になるものも出る。落選確定である。


落選が出たら何か別の仕事を追加してもかまわないし、ひたすら絞り込んでも構わない。あなたが「そういうふうになった方がいい」と感じる終わり方に向かって変化しやすい形を採用していけばいいのである。すぐに怠けてしまう自分にとっては、とりあえず「続いていく」ことが最重要である。頭で考えたら大事だけど、手がつかないのであれば後に回ってもらう。



【優先度が見えてきたらそれに沿っていく】


この方法だと1時間や1時間半はあっという間に過ぎる。すると短時間で終わってしまうことはすでにいくつか片付いていて、長時間かかりそうなことは、だいたいどれぐらいの時間が必要かなどのデータが集まった状態ができる。少なくとも着手する前よりも机上の空論が減っている。この段階で優先順位を出した方が、手を付ける前よりは実態に即している。


何から手を付けたらいいのかわからない時、総選挙をやればいい。一つずつ終わらせるという常識をとりあえず脇へ置いて、複数のことを短時間でぐるぐる回す。そうやっているうちに頭と身体によって「票を集めた」ものに時間を集中していけばいい。


センター(もっとも重要なお仕事)を決めきれなければ選抜総選挙をすればいい。AKBと違うのは、この方法の場合の落選は「あるお仕事の処理ができた」ということだから、敗者がいないということである。