一か月で200冊(回)の本が読める!?記憶速読勉強法

一か月で、30数冊の本を、多い本は100回以上、少ない本は1回だけ、合計で200回から300回、読み返す+内容を目次に沿って正確に思い出すという読書法・勉強法。


これが今年になって私の日々の生活に起こってしまった状況です。

2015年4月5日と4月23日の二回。この「記憶速読」の一日講習会(10時〜4時 新大阪健康道場)
にて行います。

新大阪健康道場のアクセスマップはこの記事の末にあります。



興味のある方は以下をどうぞ。



世に「速読術」」というものがあります。名人になると一瞬で写真のようにページを読み取り、景色を思い出すように内容が思い出せると言います。筆者はもちろんそんなことは・・・できません。それよりも実用的な簡単な速読法を練習してみました。確かに、日本人平均の3倍から4倍程度にはなりました。そこからの壁が超えられません。上達は止まりました。やらなくなりました。


世に記憶術というものがあります。50や100の単語を瞬く間に覚えて、いつでも正確に思い出せる。一夜漬けでも試験は満点。東大の文学部に進学して、在学中に司法試験に合格して弁護士になった。私が読んだ記憶術の大家はそんな略歴でした。

学んでみると、確かに覚えられるのですが、著者が言うレベルは遙か遠く。受験にはまったく使えませんでした。やらなくなりました(笑)


【ひとつひとつのレベルは低くても組み合わせるととんどもないことに】

十数年の時を経て(笑)、偶然その二つを合わせてやってみました。

正確に言うと私の本職である身体運動指導。特に野口整体の活元運動に代表される「無意識運動」とそのための「反射原理」と合わせてやってみました。

そしたら、、、爆発したのです。まさに爆発と言いたくなるような脳内革命、行動革命、生活革命が起こりました。

100点満点で20点レベルの速読と、20点レベルの記憶術。それが一気に満足度120点ぐらいの状態になり、しかも超えられなかった「速読」「記憶術」上達の壁をいつしか乗り越えて、じわじわと速読も記憶術も上達し続けるという状況になりました。そして今も上達し続けています。


それが「記憶速読」です。

基本的な枠組みができるまでにかかった時間は10日ほどです。それも試行錯誤しながらです。内容が整理された現在では一日の講習で身に付けることは十分可能です。そして枠組みが身についたら、あとは実行した日にち、実行した時間の分だけ上達してしまうようになっています。


【記憶速読とは?】


一言で言うと

○ これは是非身につけたい、という既読の本で、内容のあまり難しくない本を選んで
○ 目次と小見出しを30分以内に記憶術で「ざくっと」覚えて
○ 繰り返し速読し、時間のある時に目次に沿って内容を思い出す。


こういう方法です。これがスタートの形です。この方法で始めると、記憶術も速読術も本に書かれている内容のマスターも、相互作用で好循環が働き、それぞれ一気に上達のハードルが下がり、そして「覚えたい本の内容」が体に飛び込んでくるのです。


【私のスタート】

本の構成(目次・小見出し)をほぼ正確に暗唱できる本が最初の20日ほどで二冊になりました。ものすごく楽しくなったので次の20日で5冊覚えてしまいました。4日に一冊です。目次を覚えるために必要な時間は、小見出しも含めて100項目前後で30分ほどです。(本によって難易度はいろいろですけど)これ以上時間をかける必要はありません。もっと短くてもいいかなと思っているぐらいです。


目次と小見出しを覚えてしまった本を、速読するとどうなるか。いつでもどこでも内容がノートを開いたように思い出せるのです。気に入ったところ、印象に残ったところを思い出す、ではありません。最初から最後までその本の構成に沿って正確に思い出せるのです。


すると、入浴中、犬の散歩中、通勤、移動。一人の時間にいつでも思い出せるのです。すると、もっと詳しく覚えたいところ、理解したいところ、部分的には思い出せないところが出てきます。そこを超高速、高速、じっくり読みと自由自在に速度を変えて読み返します。


読み返しの行為自体を「速読スピードを上げるトレーニング」として「超高速読み」し、覚えそこなったところをピックアップして記憶に貼り付けるために「高速で読み」、理解を深めるためにじっくりと読む。


ちなみに現状の私ですが、余白の多い実用書だと、じっくり読んでも1ページの平均が3秒ぐらいになります。250ページぐらいの本なら12分で読み返せます。速読力を上げる目的で高速読みのギアにすれば8分ぐらいになります。この時間で一冊が読めると、ほんとにちょっとした空き時間で一冊を理解しながら読み返すことができます。


みなさんも、この「記憶速読法」のやり方に沿ってやればその「じっくり読む」という速度自体が、それまでの3倍や5倍にいつのまにかスピードアップしている、そういう循環になるのです。

【苦笑】


ただし、私は電子書籍を使っていないので、今リュックに7冊の本とウエストポーチに3冊の文庫本が入っています。一度にたくさんの本を記憶速読の対象にすると、何回も読み返したくなるので、荷物がやたら重たくなります(笑)。でもそれがまったく気にならないぐらい、勉強が楽しいのです。


【記憶術も今なら簡単】


筆者が記憶術の本を読んだのは30年以上も前です。その後時代は進歩しました。実はいま多くの人が持っているスマホやiPadなどを使うと、本の目次記憶が実に簡単になる方法を見つけました。専用のアプリなどではありません。なじみになっている通勤路などの写真をカシャリと撮るだけです。覚えて忘れない街並みの景色に、まずは目次の内容を貼り付けるのです。読み返すたびに本の内容をより細かく貼り付けていくことができます。

この方法だと少し慣れれば100項目の目次小見出しなどは30分以内に(キーワードレベル)で頭に入ります。(目次の文言が正確に思い出せるのはあとでいいんです)


【速読法も記憶速読法なら簡単】

速読の上達には右脳的機能の開発が欠かせません。以前なかなか上達しなかった筆者の上達の壁一つがそのあたりにあったようです。理屈の多い左脳型です。ところが進化体操研究中に生まれた「ある場所にある形のテープを貼る」というテーピングでいきなり視野が広がり、高速読みを可能にする右脳を活性化する方法も見つけました。


〇すでに読んだことのある本で、覚えたいという気になる本を選ぶ
〇目次を覚えてから読む、思い出すという循環に乗せる
スマホを使って目次記憶を簡単にする
〇テーピング他を使って速読のハードルを下げる

この順番でやれば、誰でも半日の講習で最低でも目次20〜30項目の記憶、読書速度の2倍から3倍へのアップは可能でしょう。(という数字はかなり低く見積もって表現しています)

はい、続けていけばいくほど、目次の記憶術もうまくなり、読書速度も上がるという方法です。


そうやって慣れたら、新しい本に対象を広げていけばいいのです。というか勝手に向かうと思います。楽しいですから。


【私の現状あれこれ】

本の文字数というのは本によってずいぶん違いますが、見出しが大きく、余白の多い実用書レベルでは、私は今2秒〜4秒ぐらいで内容がほぼわかります。


昨日は7冊目の目次を覚えたのですが、見出し51項目を覚えるのにかかった時間は、喫茶店で23分でした。その後2回復習して30分後に店を出て電車に乗りました。移動の電車の中では9割がた正確に思い出せました。その日のうちに二回速読しました。一日半たった現在、目次番号の何番目は何について書いた箇所かと聞かれても、9割は思い出せます。


あとはさらに読み返すたびに、頭の中のノートに緻密に内容が貼りついていくばかりです。

読み返す速度は、その本の場合1ページじっくりで3秒です。さっさと読むなら2秒です。



【やや詳しく現状の私の状況】

多くの人に同じ喜びを体験してもらいたいなと思うのでこの文を書いています。そして目に止まってもらわないといけないので、インパクトが強めのタイトルを付けました。

一か月に200冊(回)と書いたのは本当で、本の一冊分の内容を読んだり一冊まるごと目次に沿って思い出す回数をのべにすると一日7回(月210回)どころではありません。サウナや温泉に行って、浴室に入って出るまでの時間だけで頭の中で6冊の本の復習をしたりしています。一日10回どころではない日の方が多いです。だから一か月では200回というのは実際には低い目の数字です。

もちろん、別々の本を200冊読んだわけではありません。たくさん読むことが目的ではありません。身について実行するための勉強です。後述しますが、この記憶速読の方法だと「本に書かれている内容がいつのまにか生活や仕事の中に落ちてくる度合いが圧倒的に高い」のです。

だから、昨日は7冊目の本の目次小見出し51項目を丸暗記したのですが、本当はもう少し減らして、3冊ぐらいを毎日高速で読み返すようにした方がいいかなと思っています。身につくたびに次の本に向かうという方法です。

ただ、あんまり簡単に覚えられるものだから、ついつい覚えてしまいました。実際、一か月に一冊のペースでも一年後には、「完全に覚えていつでも内容を思い出せる本」は12冊になります。一か月で2冊なら年間で24冊になります。ものすごい財産になることは容易に想像できると思います。

でも、あなたが本当に身についた時に見える景色はそんなものではありません。
たぶんもっとすごい。


【楽してなんでもできる方法ではない】

これは決して夢のような超人的な能力ではないです。「一ページを一秒で写真のように記憶するという方法ではありません。100の単語を数分で覚えるという記憶術でもありません。字の細かい詰まった本なら読むのは遅くなるし、100の目次は30分ほどかかります。


体得するためのハードルを少しずつ下げる方法を組み合わせると、それまでなら考えられなかった努力が、努力している自覚なくできる方法だというだけです。うーん。三角形のタイヤでものすごく走りにくかったのが、六角形にしたらいきなり高速で転がりだしたという感じですね。


机にかじりついて一日10冊の本を読んでいるわけではなく、移動、通勤する電車の中で、犬の散歩中に、入浴中に、コーヒー一杯飲む間に、何冊分の内容を思い出したり覚えなおしたりしているということです。

だから、結果的に勉強している時間はすごく長くなります。勉強している量もすごく多くなります。密度が濃くなる分、それ相応の成果が出てくるというわけです。



【記憶速読をしてわかったこと】

おそらくこの文の読者のみなさんも、下記のようなことは想像できると思います。


〇その本の著者の、その本を丸ごと一冊を使っての「読者にこう理解してほしい」という意図がくみ取れる
〇著者の思考パターンそのものが理解伝わってくる。
〇内容の理解が深まり、誤解や読み落としが減る

はい。もちろんそうなります。でも実際に続けている過程での実感は、上記の言葉では足りません。
痛感することは

〇本に書かれている「実行するように勧めていること」の実行度が桁外れに高いのです。それも「やるぞ」と決意するステップ抜きに生活の中でいつの間にか実践している。仕事の中身に入り込んでいる、

ということです。
「この本に書かれている中身を実行したらいいだろうなと、思うだけでやらない。一つか二つやろうとしてすぐに挫折する」そんな体験は山のようにしてきました。知っているだけでもましだなどと自分をごまかしましたが、やはりごまかしです。

知って実行して続けて身についたのがその本の著者が語っている世界です。読んだだけではほとんど価値はありません。理解もできていません。ところが記憶速読すると、実践実行する度合いがとにかく高くなるのです。


最初に覚えた本は通算100回の読み返し思い出しになるのですが、その本の中身の70%以上がなんらかの形ですでに生活の中に入り込み、習慣化しています。そんな本が今着々と増えていっています。



【メンタル面にもいい影響】

さらに
〇覚えたことを思いうかべる

という習慣によって得たもの。とりとめなく何かを考えている時間というものはけっこうありました。何かをやらないといけないにもかかわらず、いつのまにかぼーっとしてそうなってしまうということもありました。

そして、その時にたまたま他から理不尽な難題を持ち込まれていたり、面白くない対応を受けたりしていると、ずっとその「重たいこと」がなんら解決策に至らないまま同じことをぐるぐると考えていたりしました。


現在は、時間があいたら、あるいは何かをしながら「これは!という本」の中身を頭に思い浮かべると言うことをやっているので、つまらないことをで頭の中を延々いっぱいにするということがほぼなくなりました。


【文章を書くのが速くなる】

読むのが速くなることで、思考する速さや決断する速さが速くなるというのは想像がつくと思います。書くのが速くなるのにはびっくりしました。

これは「本の内容の思いだしトレーニング」の効果のようです。

目次のキーワードを短時間で思い出すという方法もあれば、一つ一つの小見出しの内容をじっくりと文章にして思い出すという方法もあります。じっくり思い出す時には、自分の言葉で語ることになります。つまり頭の中でずっと本を書いているのと同じになります。つまり思い出す訓練がそのまま頭の中で文章を書く訓練にもなっていたのです。

細かく書けばまだまだすごいことになっていますが、長くなりすぎるのも良くないのでここで本文は終わります。



【3月4月に、この方法を公開します】

5月以上の定期開催はしばらくない可能性があります。5月までは開催したのち、ノウハウをまとめて秋以後にさらに整理ができた状態に移行します。なので、4月5月以後はしばらくなくなる可能性が高いことをお伝えしておきます。


一人も挫折しない、もらさないで身に付けていただきたいので、参加希望の方にはいくつかお考えいただきたいことがあります。


【参加資格・お願い】


とりあえず興味本位だけの人は今回は見送ってください。
それが何であれ勉強して現状を変えたいという方に参加していただきたいです。

この本を身につけたいという「最初の一冊の候補」が一冊もない人は今回は見送ってください。できれば2〜3冊用意していただいて、持参したものをこちらで拝見して、速読と目次記憶との相性をアドバイスしたいと思います。一番相性のいい本でスタートしましょう。

一日に通勤通学買い物移動、入浴、くつろぎなど、「一人になれる時間」がほとんどないという方は向いていません。さらにそういう方にも可能なようにノウハウが洗練されるのをお待ちください。

同様に一日中車の運転だという方も不向きです。徒歩や電車などの時間が長い人には抜群に向いています。運転中は意識がそがれるので、車の中にいる間にやろうと思っている方も今回は見送ってください。安全運転してください。


【大人こそ学びが必要だ】

記憶速読をやってつくずく痛感しました。大人こそ学びが必要です。受験勉強のように「合格」という実態のないもののためには長時間莫大なお金も費やしているにもかかわらず、社会という実生活に身を置いた時には、あまりにも不勉強だといえないでしょうか。

実体験、社会体験、自分の仕事などがある人ほど勉強が必要でかつ有効です。なぜならそれを「使うところ、機会、場所」があふれんばかりにあるからです。

あなたが何かを本気で身につけにかかったとたんに、世間の見え方が変わります。行動が変わります。そして未来が変わります。



【記憶速読一日講習会】

大阪市淀川区西中島4丁目2-8
YS新大阪ビル301号
新大阪健康道場

新大阪健康道場

アクセスマップはこちら
→ http://tsuda-seitai.petit.cc/muscat2/



講師 津田啓史

4月5日日曜日 10時〜4時(昼食休憩1時間)
4月23日木曜日 10時〜4時(昼食休憩1時間)
※開場受付開始は9時半です。
どちらか一日です。ただし、5日受講された方が23日を再受講される場合は、今回に限り3000円で再受講できます。

申し込み締め切り
4月5日開催分 3月28日
4月23日開催分 4月17日

ただし定員申し込み先着12名
3月受講生の方々から再受講の申し込みが入り始めました。なので再受講の方が多い場合は、この定員わくはとても狭くなります。

定員になりしだい締め切ります。

参加費(開講記念特別価格)
一般2万円
進化体操体験者15000円
とろける整体・進化体操五か月講座体験者10000円

たぶん、この値段でやるのはこれ(2015年3月〜5月)が最初で最後です。

特典
事前メールによる「予習セミナー」5回
事後復習メールセミナー(3月受講組・実施中)


申し込み
cym04552☆nifty.com

☆を@に変換して使ってください。
参加費の振込み先を返信します。
振込みが確認できましたら、事前メールセミナーを開始します!

では、記憶速読で2015年を「信じられないぐらい人生が変わるきっかけになった」にしたい方のお申込みをお待ちしています。