1173話


昨日は、学会発表終了後、そのままその場で質問があいつぎ、即席で30分ほど追加の講習会。


ぽんとタッチ、はっと起きるで、けっこう「多人数押さえ込み抜けだしの術」がみなさん、けっこうできるようになる。


その後学食に移動して、10名ほどのみなさまと食事および懇談をまた1時間以上がしがしと続ける。


N大のW部先生と八木君との打ち合わせに合流して、柏駅の喫茶店へ。


その後両国へ移動し、スタニフラフスキーシステムを実践している、というロシアの「シューキン名称演劇学校劇団公演」を見に行く。


うまい。自然である。


大学生ということだが、同様の現代劇であれば、同等のレベルの演技ができる日本の大学生の演劇科ってのは、残念ながらないだろうなというレベルであった。


臭くないもの。


じゃあ、日本でスタニフラフスキーシステムをせっせとやったなら、ああなるか、とは思わない。


身体と身体文化が違う。


輸入品をいつの間にか日本文化にしてしまうのが日本人である。


ものによっては輸出先よりもいいものにしてしまっていると思う。


チャレンジしよう。


どういうものになるのかさっぱり見当がつかない。