何で今、広島や長崎に放射性物質があふれていないの

[エネルギー環境・未来]

妄想の空想非科学小説仕立てのこれからの７年間を極限までうまくいくように書いて、明日への活力を沸き立たせようという魂胆でいたのだけれど、その前提になるいくつかのことを書いておきたいと思います。

数回前のブログに書いたように、今微生物による放射線量の低減ということの情報が何種類か入っています。それに関して私が今思っているいくつかのことを書きます。もしその中に、事実誤認や勘違い、デマ、間違った流布している情報だよというような明確な誤りがありましたら、ぜひ教えていただきたいと思っています。

【質問その１】

広島と長崎が核攻撃されたというのはウソである。

もしも、第二次世界大戦が起こったということも、その末期において広島や長崎に原爆が落とされたということがウソであれば、この後の推論はまったくその根拠を失う大事な質問です。私は落とされたと思っていますが、どうなんでしょうね。反論がないようなら次にいきます

【質問その２】

広島・長崎に落とされたのは核兵器ではなかった？

これも核兵器が落とされたのであって、ゆえにそれは放射性物質を膨大にまき散らすものだったと思っていますが間違ってますかね？

【質問その３】

日本に落とされた核兵器は、きわめて微量の放射性物質しか出ないタイプのものだった？

２タイプの核爆弾が落とされたと記憶しています。そのうち一つはウラニウムの爆弾だったと記憶しています。それが一瞬で細かくなって降り注いだと思っていますが間違ってますかね？

　広島長崎に落とされた核兵器は、その地を放射性物質、それもけっこう強力に有害なものが大量に振り、汚染されたという前提で続きを書きますね。

微生物で放射線量が低減したとうたっているものの全てが本物だとは思っていません。なんかウワサが一人歩きをしていて、その「こういう方法で下がった」と言っている人に直接話しを聞いたら、やってもないし、言ってもないと言ってましたよ、というような記事も読みました。

その一方で、私の目から見れば（文系ですが）比較的ちゃんと実験をし、またデーターも手前みそでなく他の分析機関などに依頼しているところの活動に対して、非科学的だと攻撃されている方もいらっしゃる。

でも本当に科学的な態度というのは、通説で現象を否定することでなく、未知のものを明らかにしていく仮説を立てては覆していく作業のことだと思います。この考え方は内田樹せんせの書かれたものを私の頭で理解した論ですけど。

何が言いたいかというと、広島と長崎は、被爆直後からその地にたくさんの生き残った方々が住まわれて、残留放射能だって浴び放題で、吸い放題だったはずです。

もちろん、被爆の後遺症でその後もつらい人生をずっと送られた方も多くおられます。ですが、広島・長崎という土地そのものには、何十年も草木も生えないと言われていたのが、ちゃんと人が住めるようになった。放射線量が被爆直後からどれぐらい精密に測定されていたのかは知りませんが、数年でなくなったというような話を読んだことがあります。

つまり、放射性物質の放射能が減ったりなくなったりするのに、数ヶ月のものもあるけれど、何十年とか何十万年とかいう途方もなく長い時間がかかる、ということをよく聞きます。

で、私が浅学非才で知らないからお聞きするのですが、広島長崎にばらまかれた放射性物質はあっというまに消えてしまうようなへたれな放射性物質だったのしょうか？また一雨降れば流れてしまうぐらい微量だったのでしょうか？ほんとうに、ここのところ正確に知っておられる方がありましたら、ぜひ教えていただきたいのです。ウランってそんなにへたれだとは思えないのですが。

私が読んだ話では、アメリカで核実験をした地も、チェルノブイリなども、放射線量が速やかに下がったというようなことはない。でもなぜか広島長崎は放射線量は数年で下がったとありました。これは事実ではないのですか？ご存じないでしょうか？

何年で下がったか知りませんが、私が生まれたのは昭和３６年。物心付いた時には広島も長崎も県庁所在地として機能する都市機能を持った立派な都市でした。線量の測定などどうなっていたか知りませんが、ちゃんと住めるから住んでいたのではないですか。

広島や長崎で起こったことが、なぜ福島やらネバダ（でしたっけ？）やチェルノブイリでは起こらないのですか？生きたお手本が日本の中にあるのではないですか？ここのところがこれからの日本の将来を考える時に、とても大事なことなのではないですか。この考えはどこかおかしいですかね。

微生物が本当に放射線量を下げ、放射能を下げる力があるのかどうかは分かりません。ただ、微生物でそれが起こるはずがないということを理路整然と説けるぐらいに科学に詳しい方は、同時に「なぜ広島長崎がそのままなし崩しに人が住めるようになって、今計っても全然出ないのはなぜかわからないんだけどねー」ぐらいのことは礼儀として付け加えろと思ってしまうのです。

くどいですが、広島・長崎は、精密なデータはないにせよ、推定数年の間には放射線量は下がり、さらに下がり続け、きわめて短期間に無くなっちゃった、ということですよね。私が今踏みしめている日本の土地の上で起こったことは。

では、何で広島・長崎で起こったことが福島で起こらないんでしょうか？それを追求すれば解決策につながるのではないですか？

では、広島・長崎で何をやったから、放射線量が低減、消失したのでしょうか？アメリカ軍が何かしたんでしょうか？除染したんでしょうか？イスカンダル星から放射能除去装置を持ってきた？そんな話は聞いたことがありません。みんな食うにやっとという生活ではなかったですか？放射能は怖いと、被爆直後に体調を崩され短期間で亡くなられた方々もたくさんおられる。そういう強烈な状態だったのが、いつしか大地からは放射能が消えた。

つまり、ほったらかしていたらいつのまにか下がっちゃった、というのが事実ではないですか？どうなんですかね？本当にそのあたり正確に知っている方があれば教えてください。

核爆発でまき散らされた放射性物質から出てくる放射線と、原子炉でメルトダウンしちゃった核燃料から出てくる放射性物質は性質が違うのですか？一気に爆発したやつはさっさと消えて、ゆっくり核分裂させているやつはしつこいんですか？ほんと、このあたりご存じの方は教えてください。お願いします。本当にお願いします。

福島と広島は何が違うのでしょうか。気温は多少違いますね。冬は寒い。同じ日本だから砂漠と日本ほどには違わないですよね。放射性物質の悪質さには違いがないとすればですが（本当にこのあたり知っている方があれば教えてください）違うとすれば、高温で焼き尽くされたか、そうでないかぐらいではないのかな？と書きながら思ったのですがどうなんでしょう。

超高温で焼き尽くされた。するとそれまでいた地表の生物は、小さいものほどたぶん死滅したと思われます。微生物なんかひとたまりもないでしょう。たぶん。本人に聞いたわけじゃありませんが。小さいんだから簡単に蒸発しちゃうでしょう。それで地表には炭化したものだらけになっている。すると、被爆地というのは、炭化したものだらけの、放射線たっぷり、放射性物質たっぷりの環境ができあがったわけですよね。

そしたら、その環境で生活できるものがまっさきに住み着くというのは自然じゃないのかなと思うのです。炭化したもの、炭は多孔質で微生物が住み着くにはいい環境だし。生物というのは小さいものを大きいものが順に食っていって、そのくそやら死骸をまたもっとも小さなものが食ってという具合に循環していく。

単一の微生物が全てを処理したなどとは私も思っていませんが、その環境の中で少しずつ変質させていける作用を持つものがバトンタッチしながら、あっというまに（わずか数年で）その環境にあったものを変性させてしまったなんらかの作用があったということは事実として認めてもいいんじゃないでしょうか。

で、そういう作用を持つものとして微生物を持ってくるというのは、安易と言えば安易な考え方かもしれませんが、先日書いたように、世の中にはレアアースだけを体内に取り込む（変質はさせないで集めるだけ）レアアース回収菌がちゃんといて、ちゃんと商品の一部（使用済みメッキ液中レアアース回収プラント）になって売られている。

そんな便利な微生物がおったりするんです。レアアースですよ。レア。めったにないアースを体内に取り込むという菌ですよ。超レアものです。

微生物でなくっても何でもいいんです。とにかく広島・長崎が短時間で放射線量が下がり、放射性物質がいたるところにない、という現象を合理的に説明できた人があったら教えてください。こんな大事なことを研究していなかったということはないように思うのですが、広い日本、あるいは世界におられないのでしょうか？

どういう条件下においたら、放射性物質が短期間に消えたか教えてくれー。

日本の中に二つも実績があるやないかー。教えてください。本当に。頼みます。

採澤君、君の高学歴高偏差値人脈の中のどっかにおらへんかー。

【追加】

と、これを書いた後で、いろいろネットで調べましたら、広島のウランというのは、わずか８００グラムだったという情報を見つけました。だから短期間で消えたのでしょうか。だとしたらがっかりです。でも、これについても何か正しい知識をご存じの方は教えてください。

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